いつものつまらない風景。今日の予報は"曇り気味で寒いでしょう"と聞いたと思うが、梅見に出かけた三ツ池公園では風もなく青空が広がり歩くと暑いくらいでした。そんな暖かさでしたが蕾はまだ固く綻んでいるものはありませんでした。 |
23日でしたから、三日目の今日は三日月です。月齢は1.18、この月の左に宵の明星が白金の光で瞬いていました。 |
1ヶ月以上雨が降らなく異常乾燥注意報が出ていた関東地方に待望の雨・・・川崎付近では・・・が降りました。窓の外を見ると雨の中に時折白いかたまりが斜めに落ちてきます。子供と同じで雪が積もると嬉しがる私はちょっとがっかりです。周辺のライブカメラを覗いてみると、どこも真っ白の雪景色飛び出してゆきたい衝動に駆られています。 |
河原に座っているといろいろな水鳥が・・・と言いたいのですがお馴染の鳥の面白い姿を見ることができます。。 |
見物地区で長い間つぶしてしまったので洲崎灯台はパスして野島崎へ向かう。途中伊戸海岸に出ると太平洋の大海原が広がり、岩礁に打ち上げる水しぶきで曇って見える。後ろを振り返ると青空の中に冬枯れの山が続いている。・・・大山173m・・・歩く道はあるのだろうか、春にでも歩いてみようか。野島崎では期待していた「野島崎のタヌキ君」、最近は姿が見えないとか。風の強い灯台の上から360度の展望を楽しむ。夕日が傾いてきた千倉では咲き競っている花畑に入り花の香りを楽しみ、帰りには元気なおばさんの店でオマケ付きの花束を車に積んで迷走するナビに惑わされながら無事家路に就く。 |
館山道富浦から海岸沿いに船形へ出る。漁港の食堂で昼食・・・当然海ものである・・・。寒いと思い厚着してきたが日差しが強く暑いくらい、漁港は漁船が陸揚げされていてひっそりとしていて静かである。騒いでいるのはゴイサギやシラサギたちの美しくない鳴き声だけが響き渡っている。花を求めてというタイトルで来たのでフラワーラインで千倉あたりまで足を伸ばしたい。・・・後でナビが狂ったことで帰路で難渋することになる。以前から寄ってみたかった見物(地名)の鉈切神社、何故か海岸側に海南刀切神社(かいなんなたぎりじんじゃ)、山側に船形鉈切神社(ふながたなたぎりじんじゃ)と字は違うが同じ読みの社がある。海側の社の狛犬には「天保十年巳亥五月 石工田原長左衛門 彫工兼吉」の銘が彫られており、山側の社には洞窟があり縄文時代の生活用品が発見され、古墳時代には墳墓として使われていたとある。どのような関係か?。 |
【附記】 海側の見物にある社が海南刀切神社で、刀切大神を祭神にしていますが、もとは浜田の船越神社と一神で豊玉姫命を祀っていました。本殿裏には二つに割れたような巨岩がありますが、これは、ここの神が船に乗ってきたとき、浜に上陸してから手斧で巨岩を切り開いて路を通したのだとも、人々を苦しめる大蛇が災をおこさないように、神が鉈で岩を切り、大蛇の住む紫ノ池の水を抜いたときのものだとも伝えられています。 境内には天保10年に楠見村の石工田原長左衛門が彫った狛犬や、長須賀村の石工鈴木伊三郎が彫った燈蘢があります。また拝殿向拝には明治の彫工後藤忠明の龍や獅子があり、拝殿内部には現代の岩崎巴人画伯の作品もあります。毎年7月に行われるかっこ舞は、船越神社といっしょに市の無形文化財に指定されました。別当寺は見物村の東伝寺が務めていました。
【附記】 現在県道をはさんで山側の浜田にある社を船越鉈切神社、海側の見物にある社を海南刀切神社と呼んで区別していますが、かっては両社はひとつの神社として信仰され、浜田の船越神社を上ノ宮、見物の刀切神社を下ノ宮と呼んでいました。船越鉈切神社には海神である豊玉姫命が祀られ、本殿は鉈切洞穴として県の指定文化財になっている洞窟の中にあります。境内には宝塔を浮き彫りにしたやぐらや、元禄6年に時の領主石川政徃が奉納した燈籠をはじめ、文化10年の燈籠や安政2年の手水鉢があり、そのほか社宝として市指定文化財の独木舟・元禄10年に紀州漁民が奉納した鰐口などがあります。また毎年7月には市指定無形文化財のかっこ舞も行われています。浜田の高性寺が別当寺を務め、地元だけでなく船形や富浦などの漁民の信仰をうけていました。
昼食をとるために立ち寄った船形漁港・ふれあい市場の脇にたくさんのゴイサギが群れていた。食事をしているとだんだん入り口に近づいて、調理人が魚のアラを呉れるのを待っている。このほかにコサギも来ていて、上空にはトビが旋回している。 |
波の打ち寄せる磯が見たくなり車をわき道に停め海岸に出てみる。前に来た時にはハバノリをとる人たちが磯の上にいたが今日は波が打ち寄せるだけの静かな磯だった。近くには鳩山荘松庵(旧鳩山家の別荘)がある。 |
雀の減少、スズメ目の冬鳥が温暖化により滞在期間が一カ月ほど短くなっているなど、野鳥好きの人にとっては淋しい話が新聞に載っていた。そんな中、我が家のテラスには毎日メジロを始め、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリたちが水浴びに来る。ほとんどの鳥はカメラのレンズが判るのか、遠くにカメラをセットしたところで飛び立っていってしまう。でも、メジロだけはみかんを入れておく籠に入ってせっせと細かいミカンの細胞をつついて食べて見せてくれる。朝日を浴びてるメジロ君。 |