大師から緩やかな道を暫く行くと、滝の音が聞こえてきます。信仰の山でもあり、当然水行場「びわ滝」の
分れ道が出てきます。右に行くと薬王院を経て頂上に行けますが、私達は左の道を沢筋に従い登ります。
沢には、若葉が萌える木々の緑が眩しく輝いています。
沢の途中には、小さな滝が懸かり涼しい流れをつくっています。大山橋を過ぎる辺りから、山道は少し急
になり、木の根が足元を狂わせるので注意して登ります。この辺りになると少し深山幽谷の感があります。
幾つかの枝沢を巻きながら登っていくと、水の流れ湿った沢の中の道を飛び石伝いに歩くことになります。
沢の右側を注意して登って行くと、落ち葉の積もった湿った所に「クワガタ・・・」がひっそりと咲いています。
うす暗い所なので注意していないと見過ごすでしょう。(17日掲載)上を見るとホウノキの日陰がありました。
2005-5-16 ~ pm15:00 ~
【今日のいいこと】朝刊「青鉛筆」から、黒部渓谷に猿専用の吊り橋が出来て、猿が渡っているそうだ。若い頃、
針の木沢で捜索中に沢山のニッポン猿が、私達を見守っていたのを思い出す。黒部ダムの上にも欲しいよな。