9時半山荘を出発。空の方は薄い雲が広がっていているが雨は降りそうにない。予報では天気マークになっていたの。ヒノキや杉の林が続く殆ど平らな山道を日出山へ向かう。生憎靄っていて展望がない山頂の東屋で紅茶パーティー。 |
宿坊の山楽荘に到着、皆着いた早々風呂に入りに行ってしまう。そんな距離を歩いたのではないがゆっくりのピッチが影響したのか少々お疲れ気味のようだ。夕食は7時から自家栽培(主人、御師手づくり)野菜中心。先ずは自家製の猿酒で乾杯、それぞれビール、燗酒、澤乃井の冷酒(これは非常に口当たりがよく美味い)で談笑、爆睡。翌朝は雲は出ているが何とか天気は良さそう。 |
つづく
腹が満たされると「眠くなる」、皆 畳の上で横になりたいと言い出し、根が生えない前そこそこに綾広の滝に向かって出発。 |
昼食前に御嶽神社参拝ということでコンクリの急坂を登る。紅葉見物と参拝客の中にザックを背負った山爺と山婆たちが入り少々違和感がある。 |
つづく
山を歩いてからそろそろ一週間になってしまう。のんびり奥多摩の紅葉を楽しんできて、叉山の空気が吸いたくなってきた。 |
テレビの人気に乗ったわけではないですが、今年の山仲間OB会を東京近郊の山上でということで、御岳山から日の出山・梅郷を歩いてきました。初めて登った御岳山山上は御師の宿や店などが数多く建ち山ガールなどで賑わっていました。 |
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そっと抜け出した宿の前は雨で濡れている。誰ぁ~れも居ない湯の平には湯気と硫黄の匂いが漂っている。危険と書いてある湯釜にはそれぞれに温泉の行く先が書いてある。湯元の由来を読むと、江戸時代には東側の山際に沿って「湯の品 八色 湯坪 十一所」と書かれ、温泉が八か所 湯舟が十一あったそうです。他に屋根のない「荒湯の地獄」という熱湯の風呂があったそうです。それらの温泉は現在はなく湯の平湿原のわきにある源泉のみになっているそうです。いずれにしても誰にも遭わずにこんな風景を見られたのは、まさに「早起きは三文の得」というところでしょう。 |
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二組の外人連れ以外に誰も居ない湖岸で昼食。周辺の紅葉を堪能して帰路につく。行きは良い良いの通り、小峠への階段(木道)は結構なアルバイト。小峠を越え湯元への帰りは日が射してきて木々の紅葉が一段と映え、登ってきた景色とはまた一段と違って見えた。 |
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小峠から暫く平らな道を行くと、三つ岳の古い溶岩の間を木の階段が湖へ向かって下っている。この辺りはネズコやアスナロ(ヒノキ科)の林で、昨夜降った雨で湿った空気がシーンと身体を包む。長い木の階段を下って行くと樹間にキラキラ光る湖面が見えてくる。苔むした階段を下りると向かいの山を映したきれいな湖面に出る。湖岸には落ち葉が吹き寄せられ、水面には紅葉?した山々が映り皆「ワァー きれい~」と大喜び。 |
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