溝の口教室のあと成城学園まで電車で行き、野川の遊歩道を深大寺近くまで歩いてきた。目当ての桜は樹によっては蕾も膨らみピンクに見えるものもありましたが、ほとんどの蕾はまだ堅いようでした。 |
ゆくゆくするような日差しの下でコサギが小魚を追って漁をしている。片足で深みをかき回し小魚を追い出して素早く首を伸ばしつまみ上げ喉の奥へ飲み込んでいる。 |
雲ひとつない青空、風もなく柔らかな日が射す多摩川河原を桜を求め歩く。例年なら花盛りの桜の枝の下で酒宴が開かれる土手の上が静かです。まだ北国では雪の便りが聞こえ、東京の気温も10度以下では桜の蕾も綻ぶわけにはいかない。そんな桜の枝先にたくさん付いている蕾の顔を撮ってきました。丹念に探してもこの程度、花が開くのはもう少しですね。 |
やっと梅が満開というニュースが聞かれ、今朝の新聞には松田山の河津桜が満開になったとでていた。北国では行くが降り墓参りにはスコップを持ち、6�の雪を掘り花やお線香を上げている画が流れる。それでも河原の草木は花を咲かせ春を告げている。 |
早い昼食を済ませ等々力の河津桜を観に行った。快晴で暖かな日差しに誘われ河川敷の道は人が多い。でも、この寒さで河原には淡青なオオイヌノフグリが咲く程度、ところどころにガゼット状に平べったくなって咲くタンポポの黄色、小さなタネツケバナくらいで春はまあまだこれからのようです。丸子橋をくぐり対岸の多摩川大公園を見ると心なしか紅く色づいて桜の蕾も膨らんできているようだ。上流を望むと土手の上が一ところだけ紅く盛り上がってるところがあり目的の「等々力の河津桜」。 |
生田緑地の梅を観に工事中の園内を行くと、メタセコイアが林立する池に彫像にようにじっと立つカルガモの姿があった。寝ているようなのだが、眼は私の姿を追っているのか薄目をあけ静かに動いているようだ。でも岸近くまで近づいてもこの姿は崩れることはなかった。多摩川の川岸などでは考えらえないことで、人から餌を貰っているので余り人を怖がらないのかも。 |
また雨。冷たい雨がザーッザーッ降っている。そんな冷たい雨の中枯れ枝のような枝先に黄色い房状の花がぶら下がっています。幾重にも重なった花弁には小さな水滴がついていますが、花の色は暖かそうな黄色です。天気が良くなって日差しが強くなるとあちこちの庭や、原っぱに黄色から始まる春の花が咲き乱れることでしょう。 |
携帯に家内から「西嶺町の柿之木で待ってる。」また梅を観に出かけたようで、美味しい手打ち蕎麦の店に行ったようだ。 |