そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

6月26日(木)教授から校長へ変身

2014年06月26日 | 校長は日々是口実

  本日の卒論ゼミは、喫茶店で行うことにする.。「Cafe GOTO」集合で、中に今日が誕生日だという女子学生が居たから、ゴトーさんにお願いし、ケーキに1本蝋燭を立て火を点けてもらった。ゼミ生諸君とかなり長時間お話をした後、お昼過ぎになって客も入って来たから、お開きとする。

  郵便局で書籍代を振り替えてから、東京駅へ向かう。イぺリコ豚のなんとやら弁当というのが美味そうだったので、ついつい購入し、新幹線の中で食う。なるほど、値段だけのことはあった。

  ちょうど下校時間の直後だったので、通学路の山道で多くの生徒とすれ違ったが、みな変な顔をして首をかしげている。あらら、教授用の眼鏡をかけたままだった。校長に変身するためには、金日成眼鏡に換えなければ…。山の中で眼鏡を換えた。

  職員会議開始の10分前に到着。すぐ会議室へ行く。30分ほどで終わるはずが、倍かかった。くどい!と久しぶりにフロアから怒鳴られた。まことに面白くないが、ここの教員は皆わたしのことが大嫌いなのだから、仕方があるまい(余所者だから当然だ)。

  議事自体はさくさく進み、多事争論の重要課題は、佳境に入るというか、ようやくにして議論が盛り上がって来た。亡き師匠の仰せの通り、揉めれば揉めるほど世の中はよくなるものなのだな。本日一番重要な議案についても、私の目論見通りというか、うまいこと決着。しかし、このところ、あちらでもこちらでも、シナリオ通りに事が運んで行くのは、自分でも怖いくらいである。

  その後ひとつ問題処理をして、19:00前の新幹線に乗る。ホームで焼酎緑茶割り缶を飲み干すこと常のごとし。前に高校の女子生徒が並んでいたが、構うことではない。さてさて、あと何回この高校に通えばいいか、カウントダウンを始めませうぞ。