そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

6月20日(金)常任委員会

2014年06月20日 | 校長は日々是口実

  なかつよ文学会の常任委員会準備のため大学へ行く。小さなペットボトルを出席委員の人数分購入。結構重かった。議事資料をコピーし、会議室の鍵を借りた。

  1時間前にセッティングを終え、メールチェック。兄貴分高校の校長から会いたいとのオファーが…。当方忙しくて…と、恍けるのも失礼である。言いたいことは明らかだから、そろそろ折れてやりますか。

  常任委員会は1時間かからなかった。次回は8月。秋の大会関係の決定をする。帰宅したら20:00過ぎで、もう食事は済んだというので、冷凍ピラフを解凍して食った。同居人が冷たいのは、日曜に学会発表を控えているせいか。

  いやはや、結局、信頼のおける友というのは、一緒に戦場へ行き、並んで塹壕に入り小銃を撃っていた戦友なのだと思い知る。涙が出るほど嬉しかった。やはり私は、よくも悪くも戦中派である。戦中派といっても、権力の側に行っちゃった御仁もいるが、弾の下くぐった共通体験は、あだやおろそかな事ではない。

  こちらの腹の内は、決して見せないことだ。それが面白いほど、思い通りに行く。しかし、このところ只管「戦略」的思考をめぐらしている自分というのは、まことに下品な人間になったものだなあと思わんでもない。


6月20日(金)朝から喧嘩腰

2014年06月20日 | 校長は日々是口実

  朝から変な電話が掛かってきたので、ついつい喧嘩腰になる。ずいぶん戦闘的だったわよと、目の前に居た同居人に言われた。表現がカンにさわるのは分かる。カンにさわるように書いているからだ。カンにさわったなら、おいらの筆力も相当なものだ。で、どこが悪いのか? 誤解される? 誤解されるように書いているのである。文学研究者をバカにしてはいけない。そうか、あなた方にとっては、人文学なんてものは学問じゃなかったよね。なにしろ金は稼げないからな。

  二言目にはノーベル賞、ノーベル賞だ。この大学の出身者で、一応世評で一番ノーベル賞に近いと言われている人物は、いったい全体どこの学部の出身か!?

  怒り心頭に発す。もう、震盪でぶっ倒れそうだわ、わなわなわな。心頭滅却すれば火もまた涼し。しかし、焼け死んではたまらんぜよ。