昼は「高七」だなと坂を上がる。大将に、寒くなりましたなあ!とご挨拶して、カウンターの真ん中に座る。米の汁を1本、熱くしていただく。掻き揚げ付きの定食にした。
すると、E学部のS教授が入っておいでになる。やあやあお久し降り、昨日は非行の会のメンバーと先生のお噂をしておりました…と申し上げた。24日の公演はご出張のよし。歌会始の練習は12月から本格的になるそうだが、本日も夜、練習があるのだとか。
歌会始のお話になる。S君は、実は教え子なんですよと申し上げると、驚いておられた。Kさんのお父上にも面識があって、御著書の題字は大学院の後輩T君が揮毫したものなんですよともお話しした。T君には私の代講をお願いしている。
掻き揚げが秀逸だった。中に生姜が絡まっている。こりゃあいいですなあ!と大将に言えば、皆さんそうおっしゃいますと。自信の一品なるらむ。
牛込柳町を通り越して、「やました」の前にさしかかる。なんと、なんと、ちょうどお店からH先生が出ておいでになったのだ。ひえ~、今日は行く先々で大物に出くわす日だな。今週末が「ももの会」だ。お店に入り、長老の店員さんを紹介していただいた。ふと見れば、素敵な古帛紗が。
一燈好の「槌の裂」とな。我、出雲びとなれば、衝動買いに及ぶ。
牛込中央通りで落花生を買い、神楽坂で豆腐とおからを買って帰宅する。近世文学のI教授とすれ違った。パンを買いにPへいらっしゃったようだ。ウチの学部の教授連は、神楽坂をうろちょろしているしている人が多いな(誰かさんも然り…笑)。