そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

11月4日(月)お茶のお稽古

2013年11月04日 | 公開

 先月は、UWのA先生とお食事をしたので、お茶のお稽古は見学のみということになったが、ほんとうに久しぶりでちゃんとお稽古に出た。こんな調子だと、全然手は上がらない。花月の稽古は見学したが、これを20分でやるというのは、本当に五人の心が完全に合わないと無理であろう。

 終了後は例の焼鳥屋だが、S先生が昨日誕生日だったよし、ケーキが供された。Kさんの奥様は、専門雑誌誌にお着物姿でご登場、お写真を拝した。いやはや、お美しや! 完全にVIPであらせられる。

 ビールを1杯飲んで、後は燗酒をあおる。どうも体調が…。地下鉄駅を1つ乗り越して、慌てて引き返す。

 明日はなかつよ文学会の常任委員会。会議資料がまだ出来ていない。(汗

 


11月4日(月)学園祭翌日の授業実施日

2013年11月04日 | 公開

 学園祭翌日の事業実施日、朝いち演習などというハードな条件で、1時限めからの授業を行う。出席は3分の2ほどだったが、これはいつもの通りである。大学の演習なんて、そんなものだ。最初に、泉州の続きで、五行五色の説明をした。それから、章段を一つ読む。進み具合は順調といふべし。

 お昼休みはコースのガイダンスに顔を出す。I 主任が包括的説明をし、語学関係をT教授、前近代の文学関係を私が紹介し、近代以降はI 主任から説明があった。まあ、酒ばっかり飲んでますということである。私が校長を務める高校からの進学者も混じっていて、挨拶された。校長業務中と、教授業務中は、眼鏡を変えているので、本日は丸眼鏡だった。

 昼食は「牧舎」でカキフライを食う。隣席がI 主任だった。文化の日の振替休日なので、どこも開いていなくて困った。

 研究室へ戻ると、ちょうどF大のY教授が訪ねておいでになった。図書館のMさんがご案内してくださったのだ。これから羽田へ移動し、福岡へお帰りとのこと。また一緒に台湾へ行きましょうね…という話になる。昔話に花が咲いたが、だんだん生きにくい世の中になるとは、深く同感いたしました。

 修士の演習は、やはり難しかった。虚心に読むかぎり、従来の解釈はどうも得心できない。まあ、そのためにこのテクストを取り上げているわけだがね。終了後、Sさんの質問に対応して、今夕は久しぶりにお茶のお稽古へ行くつもりだ。