そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

11月3日(日)宮廷服を観る

2013年11月03日 | 公開

 エイトマン先生のご先達で、西新宿にある服飾博物館で行われている宮廷服の展観を観に行く。A師匠やO社長もおいでになった。お二人には遅まきながら、元手の全くかかっていない韓国土産を差し上げた。

 展観は素晴らしかった。功一級金鵄勲章の本物を、初めて間近に実見した。じつは学生時代、この近くに7年ほど住んでいたのだが、すっかり変わってしまったわい。参集者の中に、これから巴里へお帰りになるという方があり(夫君は仏蘭西人のよし)、ひさしぶりで仏蘭西語も喋れた。昨日は伊太利語、今日は仏蘭西語。

 その後、近くのビル地下の居酒屋で懇親会。エイトマン先生を囲む女性方や、A師匠のお弟子さんなどなど、愉快なひと時でありました。A師匠、三木忠左衛門?のお声を連発しておられたが、こりゃまたぞろ、モノマネ上手の大学教授と見誤られたんじゃないかな?(笑

 新宿駅の構内でワインと、オリーブの実の新物を買って帰宅、同居人と飲む。同居人、酔っぱらってしまったのには吃驚したが、ベッドに連れ込むも、逃げられた。また50万円渡して甘心を買うしかないか。…というわけで、事は未だ成就せずですわ、A学部長どの。(汗


11月3日(日)朝飯を作る

2013年11月03日 | 公開

 娘が家を出て行ってから、家族3人の食事は時間があれば私が作ることにしている。同居人は煽てるが、まあ普通の食事を、これほどちゃちゃちゃっと作ってしまう夫も珍しいのだという。洗濯は面倒くさいが、調理については、全然面倒だと思わんでな。

 朝はどうしよう?と尋ねるも、同居人はベッドの中でう~んと唸っている。粥でも炊くか。右の掌で軽く米を掬い(適当~!)、水加減してから、中国人留学生の院生Hさんから戴いた粉末普洱茶と、我が故郷の乾燥出西生姜を加え、あとは炊飯器に任せた。炊きあがりを確認すれば、少しさらさらし過ぎで、さればとシリアルの雑穀をぶち込み、雑穀茶粥とする。

 ふわっとした出汁巻き玉子を焼き、豚肉に木耳の千切りとモヤシを加えて玉葱ドレッシングの味付けで炒める。トマトは皮を焼いてからざく切りに、アボガドも同様に切る。松江から銀杏を送って来たので、事務封筒に入れて電子レンジにかけ、バンバンと爆発したら、塩を入れてがざがさっと振る。以上、粥以外は20分ほどで調理完了、我ながら手早いことだと思う。

 赤いトマトから時計回りに、銀杏、粥、出汁巻き、アボガド、そしてモヤシ・木耳・豚肉の炒めもの。一応、色どり豊かにはなったが、基本茶色いなあと反省した。日曜の朝飯としては、十分であろうよ。