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一青窈 Tour 2017~御目見得饗宴~

2017年11月04日 21時01分43秒 | 音楽
正直なところ、最近は一青さんへの興味を失っていました。
リリースされる曲もそんなに響いてこないし
NEWアルバムも買わずじまいでした。
そんな中で行われた今回のツアー、
出産したてで本当に大丈夫かなぁという気持ちもあって
まぁヤフオクで定価以下でいい席が取れなかったら
見送ろうかとも思っていました。

ただ15周年という節目のアニバーサリー的なことと
NEWアルバムに「さよならありがと」「愛と誠のファンタジア」「Final Call」と
自分のベスト3に好きな曲が入っていて
もしかしたら今回のツアーで聴けるんじゃないか、という期待感はありました。
とりあえずチケットも定価で9列目のセンターエリアが取れたので
あまり期待しすぎないで会場に向かいました。

会場は国際フォーラム ホールCで自分の目の前の席が空席だったので
ステージも見やすく、いい席でしたが
隣の席に大柄のしかも体臭とタバコ臭のする大男が後からきて
それは相当なマイナスでした。
開演前は幕が降りていて、ステージセットが隠されていて
自分はこちらの方が好みです。
はじめから見えていると始まったときの意外性がないし
特に最近は撮るなって言ってもスマホで撮影するバカがたくさんいて
目ざわりなんで他のアーティストも見習ってもらいたいです。

で幕があがると渦巻状のセットの中に一青さんがいて
自分は出産後のこともあって
子宮の中で歌っているっていうイメージかと思っていましたが
ホラ貝をイメージしていたそうです。
今日の公演で特徴的だったのは2部構成にしたことで
途中休憩が15分あり
このような方式にしたのは正解だと思いました。

お客さんの高齢化で途中トイレに行く人がいると気が散るし
それを防止する意味と
休憩時間の関係で時間がタイトになったせいか
MCも少な目で全体的に間延びしないのも良かったです。
また2部の前半部分だけスタンディングにして
アッパーな曲をそこに集中させて
メリハリもあり、立ったり座ったりもなくてこれからもこの方式を続けてもらいたいです。

お子さんも生まれて家庭もできて
あぁもう小林武史の作曲した曲は歌うことはないなぁと思っていたんですね、
だから「愛と誠のファンタジア」のイントロが流れてきたときは
「えぇ~、マジか」とびっくりしました。
もう何年前に聴いたかも忘れた位、久々だったんで
鳥肌が止まりませんでした。

その興奮が冷めやらむ中、あの鐘が鳴ったようなイントロが聴こえてきて
一青さんの曲の中で一番大好きな「Final Call」の演奏が始まりました。
それこそ不倫を匂わせるような歌詞なんで
もう封印されてしまったって勝手に想像していただけに
スーパーサプライズな登場でした。
自分がプロデューサーならこの曲を前面に出して
売り込みしていく位最高な曲だと思うんですが
本当ここ数年はライブで聴かなくなっていただけに喜びも一入です。
しかも1部のラストで曲が終わると同時に
幕が降りるという完ぺきなラストでした。

自分的にはここでピークを迎えてしまったので
2部はおまけ程度に楽しんでいましたが
ラストで「さよならありがと」も聴けて大満足でした。
自分が記憶している限り、「さよならありがと」「愛と誠のファンタジア」「Final Call」
の3曲が同時に演奏されたことは今回が初めてなはずで
おそらく今後もまずないと思うし
「歌蓮街」ツアー以来のベストライブとなりました。
多分、この3曲に思い入れがない人にとっては
物足りないセットリストになるかとも思います。

今回感じたのは、歌の印象が
実年齢に追い付いてきたような気がしました。
20代~30代前半で歌うにはちょっと大人すぎる曲が多くて
40代間近の今の年齢位の方がしっくりきて
あとやっぱり自分は一青さんの声が好きなんだなぁと
改めて感じました。
全く予定していませんでしたが
最終日の調布公演も行こうかどうか迷っております。


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