これが私の生きる道

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凹んだときに言い聞かせる

2009年06月06日 17時55分22秒 | 思うこと
ちょっとしたつまずきで凹んでしまう打たれ弱さには辟易しますが
社会人になると何でこうも譲り合える心がなくなってしまうのでしょうか。
お客でお金を出しているからと多少我慢すれば済むことを要求してきたり
逆にこちらが客なのに尊大な態度を取る店員とか
それでこちらがどれだけ心痛めてるか気づかない人が多すぎます。
またそういう人の方が楽に生きてける現実というのが
余計に腹立たしく感じます。

たぶんこの弱さを克服するにはある種の「鈍感さ」を手に入れるように
するしかないように思います。
ちょっと前に「鈍感力」という本が話題になりましたけど
確かに生きやすさを感じるにはそれはいいことでしょう。
でも「鈍感」になることがいいことか、と問われると
それもどうかと思ってしまいます。

どうでもいいようなことでクレームをつけたり
人を傷つけるようなことを言っても何とも思わなかったり
それはそれで人間的にどうかという話にもなりますし
第一、良心がそれを許せないでしょう。

最近の若者は打たれ弱くなったとかよく言われていて
失敗してもいいからとりあえずやってみろ、って偉い人達は言うけれど
実際失敗したら怒られて、勝手にそんなことするな、って
説教されている光景もよく見ますし
理想と現実には相当の距離があります。
宇多田ヒカルの歌詞ではありませんが
「つまずきながら」って口で言う程 楽じゃありません。

あと、言われた事しかやらないっていうのも最近の常套句ですが
言われたことを確実にこなすっていうのはそのイメージよりも
相当、仕事の貢献力は高いと思います、
言われたことをやれない人も相当多いですから。

でも傷ついたりしたって前に向かっていくしかなく
結局一歩一歩進んでいくしかありません。
時は無情なほどに色々なものを洗い流していってくれます。
今抱えきれないほどの辛さや苦しみも
土が雨水を吸収するように霧散していくと
過去を振り返って思うのです。


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