夢発電所

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北海道農民管弦楽団in花巻市

2013-01-28 07:10:59 | 私と福祉とであいの旅
1月27日(日)

 車で家内と花巻市花巻市文化会館に出かけて、「北海道農民管弦楽団」の花巻公演を鑑賞しました。
 岩木山麓しらとり農場のオーナー白取克之さんがチェロを引っさげて出演するということもあって、昨年の秋に出会った千葉県在住の山川さんと花巻で合流しました。
 雪で荒れることを少し心配したのですが、天候も回復して太陽も覗く良い天候でした。 新花巻駅で午後0時40分に新幹線から降り立った山川建夫さんと昨年10月27日以来の再会で、壮健を喜び合いました。

 会場に到着すると駐車場も満員になりそうな勢いで、来場者数の多さに驚きました。

 ~宮沢賢治没後80年記念~第19回定期演奏会ということで、歴史を紐解くと1994年8月設立といいます。北海道余市町で開催された「日本有機農業研究会北海道グループ」(現北海道有機農業研究会)が3人の農民と1人の北海道庁農政部職員が発起人とのことです。
 私たちの法人が「生活リズムセンターノーム」としてスタートしたのも、1994年4月のことですから、19年目ということになります。

 初めは農民の管弦楽団という素人っぽさをイメージする気持を持っていたのですが、公演の演奏が始まるとなかなかどうして、メンバーの構成やらその迫力たるや堂々とした楽団の演奏でした。

 プログラムも宮沢賢治の好きだったベートーベン 「交響曲第6番 「田園」ヘ長調作品68や「美しき青きドナウ」(シュトラウスⅡ世作曲)、ボロディン作曲の 過激「イーゴリ公」より “ダッタン人の娘の踊り”"ダッタン人の踊り”のほか 「賢治の夢見た
2つの楽団の共演 「ばらのつぼみ」農民オーケストラ&金星少女オーケストラ「カルメン行進曲」「凱旋行進曲」 「星めぐりの歌」(宮沢賢治作曲による幻想曲」牧野時夫作曲)などが演奏されて、私は最高の気分の一日を味わいました。

 この日は宮沢賢治の弟である「宮沢清六」さんのお孫さん「宮沢かずきさん」も登壇されて、宮沢賢治が書いた詩で「永訣の朝」は「G線上のアリア」が朗読と曲の長さがぴったりする、「春と修羅」は「田園」がシノ朗読と一致する長さであることなどが紹介され、私も今度曲を聞きながら朗読してみたいと思いました。
 13時30分に始まった公演も16時に終了して、賞味2時間超の演奏会も大満足で終了しました。終了後に楽屋に足を向けて、白取さんに挨拶をして一路弘前へと車を走らせました。