夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

試作品・打ち豆製造機

2013-01-14 14:05:37 | 創作(etude)
1月14日(月)

 車いすの方で手に付随運動があるために、生産的な仕事が難しい方用として試作したものです。


 大豆をこの木づちのようなもので打って、つぶした後乾燥させて販売する予定です。打ち豆は日本海側の農家で、おじいさんやおばあさんが冬期間石臼などを使って作っているのを見たことがあります。
 手で打つと一回ずつ強度が違うために、製品にばらつきが出ます。それを均一化するためにこの角度以上に上がらないようになっています。
 来年度の作業種目を増やそうと、現在いろいろ思案中です。豆打ちの台は、ちなみに陶芸用のロクロです。

埋蔵能力

2013-01-14 07:23:10 | つれづれなるままに
 だいぶ前のことですが、人間の脳細胞について驚いたことがあります。

【脳と脳細胞 ~脳細胞の数と実際に使っている細胞の数とは?】

 人間は大体140億個の神経細胞を持っています。しかし、この140億個という数は細胞全ての10%程度にすぎず、残り90%はグリア細胞と呼ばれるもので出来ています。グリア細胞は、神経細胞に栄養を送ったり、伝達速度のアップなど、様々な役目を果たしているようです。

 脳の重さは、小学校低学年頃までにほぼ成人と同じまでに成長。その後は重さもほぼ変わりません。脳の完成形の重さは、体重の2%程度。重さは1.3キロ程です。男性のほうが女性より脳がやや重く、男性で1350グラム~1450グラム程度、女性は1250グラム程度のようです。

そして、人間は140億個の神経細胞のうち、3%ほどしか使わないといわれています。(実はもう少し多く使われているそうです)
頭を使いまくり、天才と呼ばれる人たちでも6,7%ほどと言います。それだけ人間は脳の細胞を使わず損しているわけですね。
残りの90%以上の神経細胞は寝たままです。

 上の文章はインターネットから資料を参照しました。

 さて、何を言いたいかといえば、知的障害者と呼ばれている人たちの、能力開発についてです。私は今年このことに真剣に取り組んでみたいと思っています。
 先日ですが、わが法人の「であいの家あうん」で書き初め会を行いました。参加メンバーの中で、明らかに私が思っていた以上の力を発揮している場面に出くわしました。
 漢字を書けないと思っていた方が、「母」とか、「父」「兄」などと、たどたどしくはあっても書けたのです。


 毎回参加しているメンバーさんたちも、たった一年で自信たっぷりに目の前の上に自分の気持ちをスラスラと書いているさまを見て驚きました。

 環境を整えてあげられれば、一人ひとりの潜在能力はまだまだたくさん埋もれていると思えるのです。それを引き出す側の人間としてはなんだか遺跡や金鉱などを発掘する山師のようにも思えてきて樂しい気分です。