夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

土砂降り

2009-07-09 06:23:58 | つれづれなるままに
 7月8日(水)午前中、バケツをひっくり返したようなまさに土砂降りでした。数秒間車から玄関までの距離でも、びしょ濡れです。でも、午後にはからっと上がってしまい、日差しが差し込んでいます。そんな強い雨の中を、友人Kさんがまた東京を目指して帰還して行きました。
 ここ1ヶ月間、左の肘関節が痛くて、電話も左手で持ち続けることができません。痛みが出て初めて健康のありがたさと、痛みとしての体内からの信号を理解できる自分です。雨の間隙を縫って、マッサージと鍼を肘に打ってもらうために出かけました。雨降りでもないと畑通いで、マッサージを受けることは難しいのです。
 夜はケアホームのプロジェクト会議でした。まだまだこれからさまざまな展開が予期せぬ形で、私の生活上で展開するんだろうなと思っています。そういう意味で、一寸先は予期できない闇の世界もあるのですね。
 吉田拓郎さんが倒れたという記事を見ましたが、同じ年代として心配しています。

ソウルの友

2009-07-09 05:39:52 | 私と福祉とであいの旅
 昨日は午前中猛烈な大雨が降って、久しぶりに見る水害並の土砂降りでした。ソウルのS氏、O氏を見送り、そして共通の友K氏が昨日帰還しました。再会の喜びも、いつか訪れる別れのときは寂しいものが心をよぎります。また会おうという気持ちになるのだから、その悲しみは実は楽しみにつながっている感情なのだろうと思います。遠い場所で暮らしてはいても、心はいつもお互いに身近なところにあるのだということを、Sさんから早速の感謝と友情確認の喜びのメールが届いていました。 
 大学教授Oさんは幼い頃にわずらったポリオという病で、車椅子生活です。でも、こうしてアメリカや日本を駆け巡り、韓国では車を自由に操って暮らしています。私たちはOさんのそのハンディキャップの大変さと同時に、それは人間にとってその時々の状態に応じた個性的な生き方として生きる希望や勇気を見せてくれます。こういうふうに生きていけるんだと言う、希望と勇気のあり方です。
 障がいは生活の中の不自由さではあっても、決してマイナス面ばかりではないこと、逆に人間としてのあるべき姿を明示してくれるはずです。そこに本人だけではなく社会全体が、人間としての「いのち」の可能性のすばらしさを理解する扉があるのです。
 「韓国と日本」というこの近くて遠かった異国が、今回のお二人の訪日とそこに仲介してくれた留学生の通訳者Mさんの優しさなどが、ホームスティによる交流によって身近な親しみのある言語の違いと文化の違いはではあっても、人間としてはいささかも違いのないことを感じさせ理解が深まったのです。いや、むしろ同じ日本人同士以上に、友情の距離は縮まったと思います。
 お互いにこれからも交流の輪を広げられるように、双方の国で親架け橋のような役割を担えるものと確信しています。