夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

スノーレストラン

2009-02-22 16:38:19 | 福祉について
 昨日は岩木山百沢スキー場で、わがパン工房ゆいまあるメンバーのレクリエーションを開催した。いろんなメニューがあったけれども、私が一番気に入ったのが森の中をスノーシューという洋式の寒敷(かんじき)で歩くメニューだった。楕円形の寒じきは踵の部分だけが上がり下がりできるようになっていて、ストックと一緒にスキーのように歩くととっても調子よく歩けるのだ。日ごろの運動不足も手伝って、早速筋肉痛の洗礼を受けている。この時期の山々はまだ風が吹けば寒々としてはいるが、お日様が出れば汗ばむことにもなる。広葉樹の林の中には「クロモジ」という楊子の原材料にもなる木や、コナラ、ミズナラ、イタヤカエデ、白樺なども混交している林があり、来月後半にはおそらく咲くであろうマンサクやオオヤマザクラなどが花芽を蓄えていた。
 昼食会場には薪ストーブが2機据えられて、りんごの薪でカレーライスや焼きりんごを準備した。スノーソーという雪切り専用ののこぎりで四角に切り出し、順に積んで風除けの壁を作った。そして椅子やテーブルもそのそばに設置してみんなで昼食をいただいた。焼きりんごも生食とは違って甘みが増し、好評だった。野外でいただく昼食は、どうしてこんなに美味しく感じるのだろうか。空気も美味しいことや、林の中での景観にもこころが開放されることもあるのだろう。
 一生懸命働くだけではなく、休日にはこうしてみんなで集まってアウトドアスポーツなどで楽しむことも大切な心の健康づくりだと思う。みんなの笑顔を見ながら一層そういう思いを強くしている。無論私の運動不足解消の機会でもあるのだが…。