夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

暖冬といいつつ

2008-02-26 08:34:09 | つれづれなるままに
 暖冬なのではない。いわゆる雪が少なかったのだ。最低気温はマイナス6、7℃の日が結構あるのだから、寒さも一丁前だ。そして雪もいつの間にやら2月で、そこそこまで積もっている。我が家の屋根雪は、降れば降った分、たちまちザーッと音を立てて滑り落ちる。その雪がもはや窓の高さにまで達しているのだから、決して少雪とはいえなくなっている。
 地方財政はここまで逼迫して来ているのだろうかと、ふと車を運転しながら感じていた。K市も我が弘前市も、道路の雪が昨年以前に比較すれば、格段に手抜き?になって来ている。道路の車の往来もかなりすれすれになり、ひやひやしながらの運転である。道行く人はさらにその怖さを感じることだろう。今年でもこれだから、大雪の年はどうなるのだろうか?
 先日の「地域福祉フォーラム」でN村のS村長が言っていたが、行政と住民の距離が近すぎると、依存傾向が強まると言うこと。果たしてそうだろうか?何でも要望すればよいと言う住民の依存傾向や行政任せの意識変革を行政の首長が示す必要があるように思う。いわゆる自助・公助・共助」という住民がすべきこと、行政がすべきことの一線を明示し、さらに社会福祉協議会などが中心になって住民の組織化がなされる必要があるのではないか。汗をかこう!みんなで・・・!

給料日に本屋で

2008-02-26 07:16:12 | 私の本棚
 三寒四温の例えの当てはまる陽気の一日。ショッピングの一日となった。
 最後に落ち着いたのは弘前市の紀伊国屋書店。たっぷり1時間30分私の心をくすぐる本をあれこれ手にとって、最終的に3冊をゲットした。
 一冊は私の好きな詩人「茨木のり子」さんの最後の詩集となった一冊。2006年2月に80歳でお亡くなりになった。でも、彼女の詩は張りがあり、反骨精神があり、みんな若々しい。「倚(よ)りかからず」は少しめくっただけで、笑い転げてしまう詩が目に飛び込んできた。「笑う能力」には「先生お元気ですか。我が家の姉も色づいてきました・・・」これは柿と姉の字を書き間違えて送ったのであろうが、なんとも間違いの側に真理があって妙に納得する。「洋梨のババロワ」を「用なしのばばあ」と聞き間違えるくだりは思わず膝を打つ。
 もう一冊は「自然農法」では伝説の人「福岡正信」さんの「わら一本の革命」横浜税関の植物検査課の職員を辞し、ただ生きてゆくためだけの食糧を作る百姓の道に入った。「小鳥は種をまかず、ついばむのみ。何故人間のみが悩むか・・・」とバイブルの中にあったと・・・
 もう一冊は現代書道という一冊。書道が今年の私のテーマ。
 この三冊をこれから楽しみながら読めるかと思うと、寡黙になってしまう。早く家路を急ぎたくなった。