過労や職場での対人トラブルでうつ病などの精神疾患にかかり、2012年度に労災を認定された人は前年度より150人増の475人と3年連続で過去最多になったことが21日、厚生労働省の集計で分かった。そのうち、自殺に至った過労自殺(未遂を含む)の認定も過去最多の93人。
労災認定された人について原因や引き金となった出来事をみると「嫌がらせやいじめを受けた」が15人増の55人、「上司とのトラブル」が19人増の35人、「セクハラ」が18人増の24人など。さまざまな形でのハラスメントが原因として急増しており、職場環境の悪化がうかがえる。
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