TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元群馬県の食品業者が小麦価格引き上げに「もう限界」

2008-02-16 18:12:15 | 地域産業
 政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦価格が4月から30%引き上げられることを発表したことに対して、県内食品業者やメーカーからは急激な価格上昇の悪影響を懸念する声が相次いでいます。

 みどり市の星野物産は、業務用と家庭用の粉製品価格について、在庫がなくなる
5月ごろから再び価格転嫁しなければならないだろうと」として、「手振りうどん」などの最終製品についても価格を見直さざるを得ないとしています。

まるか食品は、17年ぶりに「ぺヤングソースやくそば」を値上げしましたが、こん今後のことはようやく流通側と値上げについての調整がついたばかりで未定としています。

 伊勢崎市のパン製造業者は、昨年12月に一部製品を値上げしたばかりで、食パンやフランスパンなどの定番を最小限に抑え、付加価値をつけた新商品の投入で価格帯を変えていくことしたいと考えています。

 それにしても30%というのは大きな数字です。今までデフレだったのが一気にインフレになりそうです。今日のテレビ番組で竹中平蔵が「デフレ対策ができなかった日銀にインフレ対策ができるわけない」と話していました。いつも貧乏くじを引くのは庶民ということなのでしょうか。


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