今週のTVタックルは夫婦別姓の問題を扱っていた。
いま、国会で議論がなされているのは正確には選択的夫婦別姓。
要は民法を改正して、夫婦で別姓にしたければ出来るようにするというもの。
一緒でもいいし、別々でもいい。
だから、頭に「選択的」が附く。
私は基本的に夫婦別姓には反対だ。
夫婦は同じ姓の方がいいと思うし、まして親子で姓が違うというのはかなりの違和感を覚える。
保守派が言う家族の絆がとか、家制度が云々という理由よりも感情的に嫌なのだ。
が、今回議論されているのはあくまでも選択性。
必ず別姓にせよというわけではないので、それならいいのではないかとも思っている。
多くは仕事をしている女性が姓が変わると仕事上で不便をきたすからという要望によるものと、自分の名前を変えたくないというアイデンティティの問題にまつわるもの。
これらの理由は理解できる。
が、一方で仕事上での不都合なら通名を使えばいいのではとも思う。
通名なんて難しいと感じるかも知れないが、在日韓国人なら普通にやっていることだ。
ところで、よく夫婦別姓の問題を論う際に例に出されるのがこの韓国(朝鮮)だ。
御存知のように、韓国では夫婦の姓が異なる。
これを、韓国は男女同権が進んでいる先進的な国だとして紹介するフェミニストその他がおられるが、その理解は全くの間違い。
というのも、韓国において、夫婦の姓が異なるのは女ごときが男と同じ姓を名乗るなどおこがましいという女性蔑視の思想による。
ついでに言うと、韓国には姓はあっても、氏はない。
姓は元来、家の上位である族単位のまとまりを示す概念であり家族単位の名を示す氏とは異なる。
要は日本人が名乗る苗字はあくまでもファミリーネームとしての姓(つまり氏)だが、韓国には今も昔も氏はなく一族単位の姓しかないのだ。
こういう事情を知らない大竹まことが「韓国が夫婦別姓なのは韓国には姓が少ないから、これ以上少なくならないように」ともっともらしいことを言う。
(たしかにそうかもと思える理屈で私も思わず納得していまいそうになった)
すると、三宅久之さんと田嶋陽子女史が声を揃えて「違う、あれは女性蔑視によるものだ」と反論。
ふだん、仲の悪い両人が声をそろえて同じ意見をいうので妙に可笑しかった。
さて、今週のTVタックルにはどういうわけかギャルママが三人ほどゲストとして迎えられていた。
見た目はどうみてもどこのキャバ嬢ですか?と問いたくなるような趣だが、意見が一々マトモでこれもなんだか可笑しかった。
曰く、「子ども手当てなんか要らない。それよりも日本の財政の方が心配」。
「夫婦別姓には違和感がある。旦那の家族・親戚と別姓になると、いろいろ問題があるし、他人のようで距離を感じる」と。
三宅さんも思わず「あなたたちの意見がことのほか健全で日本の未来に希望が持てる」とこぼしていた。
どうみても、辻本清美系のフェミニストに見える厚生省の木村盛世さんも
「かつて自分は夫婦別姓に拘っていたが、今考えると大した問題ではなかった。日本の伝統や文化が崩れている昨今、夫婦別姓を急ぐ必要がどこにあるのか」
とこれまた見かけに拠らない発言。
今週のTVタックルは夫婦別姓の問題より、「人を見かけで判断してはいけない」ということを学べた気がする。
いま、国会で議論がなされているのは正確には選択的夫婦別姓。
要は民法を改正して、夫婦で別姓にしたければ出来るようにするというもの。
一緒でもいいし、別々でもいい。
だから、頭に「選択的」が附く。
私は基本的に夫婦別姓には反対だ。
夫婦は同じ姓の方がいいと思うし、まして親子で姓が違うというのはかなりの違和感を覚える。
保守派が言う家族の絆がとか、家制度が云々という理由よりも感情的に嫌なのだ。
が、今回議論されているのはあくまでも選択性。
必ず別姓にせよというわけではないので、それならいいのではないかとも思っている。
多くは仕事をしている女性が姓が変わると仕事上で不便をきたすからという要望によるものと、自分の名前を変えたくないというアイデンティティの問題にまつわるもの。
これらの理由は理解できる。
が、一方で仕事上での不都合なら通名を使えばいいのではとも思う。
通名なんて難しいと感じるかも知れないが、在日韓国人なら普通にやっていることだ。
ところで、よく夫婦別姓の問題を論う際に例に出されるのがこの韓国(朝鮮)だ。
御存知のように、韓国では夫婦の姓が異なる。
これを、韓国は男女同権が進んでいる先進的な国だとして紹介するフェミニストその他がおられるが、その理解は全くの間違い。
というのも、韓国において、夫婦の姓が異なるのは女ごときが男と同じ姓を名乗るなどおこがましいという女性蔑視の思想による。
ついでに言うと、韓国には姓はあっても、氏はない。
姓は元来、家の上位である族単位のまとまりを示す概念であり家族単位の名を示す氏とは異なる。
要は日本人が名乗る苗字はあくまでもファミリーネームとしての姓(つまり氏)だが、韓国には今も昔も氏はなく一族単位の姓しかないのだ。
こういう事情を知らない大竹まことが「韓国が夫婦別姓なのは韓国には姓が少ないから、これ以上少なくならないように」ともっともらしいことを言う。
(たしかにそうかもと思える理屈で私も思わず納得していまいそうになった)
すると、三宅久之さんと田嶋陽子女史が声を揃えて「違う、あれは女性蔑視によるものだ」と反論。
ふだん、仲の悪い両人が声をそろえて同じ意見をいうので妙に可笑しかった。
さて、今週のTVタックルにはどういうわけかギャルママが三人ほどゲストとして迎えられていた。
見た目はどうみてもどこのキャバ嬢ですか?と問いたくなるような趣だが、意見が一々マトモでこれもなんだか可笑しかった。
曰く、「子ども手当てなんか要らない。それよりも日本の財政の方が心配」。
「夫婦別姓には違和感がある。旦那の家族・親戚と別姓になると、いろいろ問題があるし、他人のようで距離を感じる」と。
三宅さんも思わず「あなたたちの意見がことのほか健全で日本の未来に希望が持てる」とこぼしていた。
どうみても、辻本清美系のフェミニストに見える厚生省の木村盛世さんも
「かつて自分は夫婦別姓に拘っていたが、今考えると大した問題ではなかった。日本の伝統や文化が崩れている昨今、夫婦別姓を急ぐ必要がどこにあるのか」
とこれまた見かけに拠らない発言。
今週のTVタックルは夫婦別姓の問題より、「人を見かけで判断してはいけない」ということを学べた気がする。