あび卯月☆ぶろぐ

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亀井、菅、鳩山、そして事業仕分け

2009-12-09 21:17:44 | 政治・経済
亀井大臣と菅副総理が喧嘩している。
元々、思想のまったく違う党同士がくっついている呉越同舟政権だからこのイザコザは当たりまえ。
よりによって亀井静香という名前と違ってちっとも静かじゃない人を入閣したのだから尚のこと。
閣内不一致で政権運営が迷走するというのは、細川政権の再演か。

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鳩山は国民の困窮を尻目にファッションショーやら歌舞伎やら。
若松孝二監督からも「なんかファッションショーかなんかでチャラチャラチャラチャラ。そんなところの騒ぎじゃないだろう、と思うけどね」と批判されていたよ。
左翼からも冷笑される鳩山になんの存在意義があろうか。

その鳩山がゴルバチョフに「(マスコミなどから)批判されている」と弱音を吐いた。
麻生太郎が首相だったときはやれ金持ちだ、やれ漢字を間違えた、ホテルのバーに行った、ほっけの煮つけを食べた、カップラーメンの値段を知らない・・・と政策とまったく関係のなことばかり批判された。

一方、鳩山は麻生以上の金持ちで個人献金を虚偽記載したり、母親から十一億貰っていたり。
政策も迷走していて叩く材料なら麻生の何倍もある。
なのに、マスコミさんは適当に報じるだけで本気で叩こうとしない。
それなのに「批判されている」だと。
あなたが麻生太郎なら精神を病んで入院か。

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事業仕分けが終わった。
この試みは自体はいい。
官僚の無駄遣いにメスを入れるまたとないチャンスだった。
仕分け人はさぞ気分が良かったろう。
仕分け人は正義の味方、官僚は悪党というわかりやすいエンターテイメント。
大衆はこういう単純な善悪の構図を作り上げると簡単に支持にまわる。

事業仕分けには人民裁判の如く当人と国民とを熱狂させる危険な香りが漂った。
それゆえか、勢い余って必要なものまで切ろうとした。
科学技術関連事業がそれだ。
蓮舫はスーパーコンピューターについて「世界一位を目指す理由は何ですか。二位じゃだめなんですか」とのたまい、科学技術についての無理解を露見した。
資源のない日本の財産は科学技術と文化だ。
それを削ってどうする。
理系のノーベル賞受賞者が名を連ね仕分け批判したのももっともだ。

ある女子高生の言葉。
「ダイエットしようとして脳みそから削ってる」
けだし至言。

農林振興関連事業も随分と削減された。
このことからも民主党が自民と同じく農林振興に本気でないことがわかる。