あび卯月☆ぶろぐ

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福田新体制、成るか

2007-11-02 22:56:06 | 政治・経済
いましがたテレビニュースで知ったのだが、福田首相が小沢民主党党首に連立を打診したという。
実現すれば、文字通り大連立である。
近衛新体制ならぬ福田新体制といったところだろうが、果たして実現しますかどうか。
実現したとすれば、一見、大政翼賛会のような趣だ。
おそらく今後、評論家たちはこの大連立構想について「大政翼賛会」という単語を用いて批判するだろう。
しかし、そう云って批判する人たちはお世辞にも大政翼賛会について理解しているとは言えない。
大政翼賛会とはその前段階として近衛新体制運動があり、帝国憲法改正乃至弾力的運用を含む、全政治、経済、社会体制の変革を目指すものであった。
しかもその変革は平たく言えば社会主義思想に基づくもので、換言すれば日本版の社会主義革命を目指していた。
社会党の前身である社会大衆党がこの新体制運動に賛同を示していたという事実が新体制運動の性質を如実にあらわしている。
そして、その構想が不完全なものとして言わば妥協の産物として出来上がったものが大政翼賛会であった。
つまり大政翼賛会構想は国内の大改革を念頭に置いた積極的な理由に端を発したものに対して、福田新体制構想は政権を維持したいという消極的な理由に基づいたものなのである。

私は連立など生ぬるいことは支持しない。
いっそのこと、自民党と民主党は連立ではなく合同して、しかる後に二つか三つの党に分かれれば良いのだ。
はっきり言って私は支持議員は居ても、支持政党を持たない。
例えば自民党にも民主党にも支持している議員が居る。
しかし、同時にあんな国賊乃至、売国奴は一刻も早く辞表を提出しろといいたくなるような議員もいる。
だから、どの党が良いとか悪いとか一概に言えないのだ。
全くもどかしい。
だからこそ、ある程度政策が近いもの同士で集まって党を作って欲しいのだ。
そうすれば比例でどの党に入れると良いか解りやすくなる。
とりあえず、自民、民主の両党の議員は反米保守、親米保守、反米親特アの三つくらいに分かれてはどうか。
反米保守は経済政策においては社会主義的である。当然格差社会を許さない。
親米保守は市場原理主義。格差社会萬歳。
反米親特ア(特ア=特定アジア=支那、北朝鮮、韓国)は解りやすく言うと旧社会党のような党。(あれ?じゃあ、社民党の存在意義は?)
これだとすごく解りやすくていい。


・・・書き終えたとき、小沢党首は連立を蹴った報道がなされていた。