すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

陣馬山

2018-05-29 22:30:35 | 山歩き
 一昨日、一か月ぶりにハイキングに行った。本当はその一か月の間にもう2つ予定があったのだが、ひとつは風邪で、ひとつは雨で流れてしまった。今年は天気や体調に恵まれなくて、一年間に24回の予定が、5月末の此処まででまだ4回目だ。早くも予定達成が困難になりつつある。もっとも、ぼくは冬の間は山に行かずにコンサートに行っているので、まだこれからなのだが、今年は梅雨が早いらしい。
 さて、今回は一か月ぶりだし、相棒も絶好調ではないというので、ごく初歩の山、陣馬山に行った。往復3時間ちょっとぐらいの、良い道の山だ。
 権現山に行ったときは、上の方はまだ新緑になる前、葉芽が開き始めたところだったが、今は新緑の一番柔らかく美しい時期は少し過ぎて、緑の色が濃くなり始めるところだ。
 陣馬の山頂は広くて穏やかでたいへん気持ちが良い。高尾や奥多摩や丹沢をはじめ、360°の展望が楽しめる。手近にも山々があるから、360°の緑だ。白い馬のモニュメントは好きにはなれないが、高尾山よりはずっとのんびりしている。茶屋の一軒で心地よい風に吹かれながら、相棒二人はビールを飲みながら、ぼくはゆずシャーベットをなめながら、お昼を食べた。
陣馬はお年寄りのグループ(ぼくらも)か小さな子供を連れた若い家族がいっぱいで、壮年だけ、若者だけ、というグループはもう少しきついところへ行くらしい。幼稚園ぐらいの子供が元気に登ってくるのを見るのは気持ちが良いものだ。
 相棒に「悟さん、物足りないでしょ」と言われたが、いやいや、両手両足を使って岩っぽいところを登るのも好きだが、これくらいのんびりするのはまた捨てがたい。
 帰りはいったん藤野の駅に出て「やまなみ温泉」に寄った。
 しばらくぶりに山に行った翌日は、すぐにまた行きたい気持ちにかられる。地図やガイドブックをあれこれ取り出し、交通手段を調べたりして半日ぐらいはすぐにたつ。
 次は、6月6日に百名山の両神山に行くことになっている。それくらいは、梅雨前に行けるだろうか。あとは、あらかじめ計画は立てずに、天気予報を見ながら「明日は晴れそうだから、どこかに行こう」というやり方かな。
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