すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

終戦記念日

2017-08-15 08:40:09 | 社会・現代
 かつて日本はおろかな戦争をした。今日はその愚かな戦争が徹底的な敗北という形で終わった日だ。
 たくさんの人が、強制的に戦争に駆り出され、死ななくてもいい無残な死に方をした。たくさんの人が、死ぬことを強いられ、あるものは心の中で「いやだ」と叫びながら、あるものはそれが正しいことと思いこんで、死んだ。
 もっとたくさんの人が、もっと早く止めていれば死ななくて済んだのに、にもかかわらず死んだ。
 ぼくは「ーーな死」とか「ー死に」とかいうような死者を冒涜するような言葉を使いたくないので、こういう書き方をしているが、それでも身内に死者のいる人たちの中には、ぼくの言い方に承服し難い人、激怒する人はいるかもしれない。
 北朝鮮のニュースを見ていて思う。
 ぼくたちの国は、かつてまさにあのようだったのではないかと。
 あの「鬼畜米日を滅ぼしつくすまで戦う」と言っている人たちに、「身をささげて国を護る」と言って志願する人たちに、教えてあげたい。
 かつてのぼくらの国の間違いを繰り返すべきではない、と。
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