すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

七十の手習いは・・・(続)

2017-08-06 08:45:41 | 音楽の楽しみー楽器を弾く
 …それにまあ、進歩の遅いこと。
 去年の4月の半ばにフラ・マンに替えて、9月の末からレッスンに通い始めたから、先生についてからでももう11か月近くになるが、やっているのは16小節繰り返しありの練習曲8曲目。ほぼ2曲ずつ楽譜をいただくのだが、中には次の2曲をもらうのに5か月かかったものもある。
  ♩=90くらいのすごく遅いテンポから始めてだんだん速くするのだが、これがなかなか上がらない。先生に「本当はどれくらいの速さで弾くのですか?」と聞くと弾いてくれるのが、もうむちゃくちゃ速い。200くらいで弾いているのではないか。
 ぼくはもう指がそんなに早くは動かせないから、一生かかっても(と言ってもそう残ってはいないが)そんなに速く弾けるようにはならないだろう。今のところ、せいぜい130か140ぐらいまでしか行かない。フラ・マンは、速弾きが持ち味なのだが。
 それに、困るのは指が勝手に楽譜と違う音を弾いてしまうこと。楽譜を見ながら、次にどこを押さえるかということはいちいち頭で考えないで、指は自動的に動いているのだが(いちいち考えていたら音楽なんてできやしない)、それで当然、練習すれば正しく弾けるはずなのだが、その指が楽譜とは違うところに動く。
 これは日常生活でも出始めていて、例えばコップをつかもうとしてそのコップに指がぶつかって倒してしまったり、とか、実は音楽だけではない大問題に将来なるかもしれないのだが…
コメント
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