トチの実と蜜は山里の貴重な食料・トチノキ
ブナ帯の沢沿いに生え、細長い丸葉が状の落葉高木。
春から初夏にかけて、上向きに円すい状の大型の花を多数咲かせ(下記の画像)、
ミツバチやハナバチ類の蜜源になる。
秋、クリよりもツヤヤカで大きい実をたくさんつける。デンプン質が豊富で、
天日乾燥させると10年以上長期保存できる.
縄文時代から食用として利用されている。
水元公園、綿毛の舞いを追いかけていたとき見上げたら栃の木の花が満開でした。
栃の実は花が終わると徐々に形作られます。
この画像のみ、栃の実の写真素材から出典
栃の実拾いの思い出
栃の実や斜面コロコロ沢に落ち
水に流され滝つぼ溜まる (縄)
栃の実は里山の傾斜地に大木に実りこれが落果する。
秋口になると実が大きくなり熟し自然に落下します。山は傾斜のためコロコロと下の沢に転げ落ちます。
大雨が降ると沢に落ちたクルミは、水に下流へ押し流されます。沢筋は断層の地形変異により崖があり、
そこには当然小さな滝が作られます。
滝の下は水の落下により小さな淵が自然に形作られ、水により押し流された栃の実は、淵に流れ着き滞留します。
この滝壺で栃の実を拾うと篭に一杯になりました。
少年時代の思い出です。
栗拾いも、胡桃拾いも矢張り同じように滝下の淵に滞留しこれを拾った。
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