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葛飾柴又の文化的な景観   チャプター❶

2017年09月16日 | 紀  郷土博物館 葛探団

大正・昭和期の柴又用水跡を歩く
(葛飾探検団・記録用 )

 

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葛飾探検団に参加し「柴ぶら」に参加し、
「知られざる歴史、柴又の文化的魅力」の大要が解るようになった。

8月20(日)郷土と天文博物館にて、
この調査に専門的分野で関わった(基礎調査)東大教授の花田先生の講演と
これに伴うデスカッション、(質問)が催うされた。

この時に、「ワーキング・グループに分けて調査方向の検証」がなされた。
そして、3部門のワーキンググループに班分けされあた。
3ヶ班に分けた。

 その3つの班とは

1、帝釈天読経寺及び門前からなる空間。、

①    帝釈天読経
②    帝釈天門前

2、帝釈天読経寺と門前と係わった農村部の空間

①    国分道添い
                   ②    帝釈天南方・江戸川河川敷

3、大都市近郊の低地開発の歴史を伝える空間(柴又用水路)

①    柴又用水域
      ②    金町浄水場付近
     ③    江戸川・河川敷                    

このワーキンググループの班に分けて、

3、大都市近郊の低地開発の歴史柴又用水路・・・・・の部門を選択した。


 



暇に任せて、8月23((水)に下見方々現場実査した。

実査の結果

 

柴又用水の実査に当たって

この時の重点項目

1、小岩用水と柴又用水の分岐点  
2、江戸川への排水路と新八用水路(江戸川からポンプにて揚水していた
3、金町浄水場からの放水 (金町浄水場は、江戸川を源水とする浄水場として、稼働開始。
     余った水を浄水場から、下水路に放流していた)

 

実査の概要 

① 柴又八幡神社境内の柴又用水の碑。

天保6年(1835年)、鈴木幸七の手によって用水路が引かれ、水利用に悩んでいた
柴又の地を救いました。

 

これは鈴木幸七に対する顕彰碑です。
葛飾区登録有形文化財
 柴又用水の碑
     平成2年(1990)3月19日登録

 根府川遺志の不整形板石碑で、明治6年(1873)銘の訓導(旧制小学校教員)橘田春湖による名文が刻まれています。、
 銘文によると柴又は土地がやや高く、昔から水の利用に苦労が絶えませんでしたが、天保6年(1835)に鈴木幸七の手によって用水路が引かれ、窮状が克服されたことがわかります。さらにこの事業の結果、堤防も堅固にされ、洪水も防がれました。
 この碑は鈴木幸七にたいする顕彰碑であると同時に、明治初年(1868)における当地域の農工水利開発の由来を示す点でも注目すべき記念碑です。
 東京都葛飾区教育委員会

②、小岩用水と柴又用水の分岐点付近

   

葛飾区新宿交通公園前にて

③ 柴又用水分岐点

 

 

  ←        クリック拡大       →             
小岩用水から柴又用水へ             現在は一方通行路歩道です
 下水道普及によって58年に埋め立てられた


④、柴又用水で、唯一水が流れている場所
 

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京成柴又駅前の帝釈橋。                 柴又水路の面影 
                           
この場所だけが、水路となって水が流れて柴又用水の面影を残す。


⑤、 柴又街道を渡ります

 

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柴又用水道標                  しばまたごはし跡

  ←クリック拡大    

いぬまはし跡                 此処から裏道らしく細くなる

 

  ←クリック拡大        

 用水案内道標と??                でどはし(出土橋)

 

付近の案内板

 

⑥、排水ポンプ所の建物が残る


排水ポンプ場の全景

      

    江戸川に通じる導水管か?今も残る。           裏から見た建物

 

⑦ 反省と実査できなかった場所

                A  江戸川から揚水していた、新八用水路は発見に至らなかった。
                       B 金町浄水場からの放水は、近くの古老に話を聴いたがよく解らなかった。
                                  未解決に終わった。

      次回9月10日(日曜日)の葛飾探検団が実査するときに入念に調べたい。

 

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