戦 争
誕生 ➡ 泣きながら生まれる子供
すさまじい砲火の嵐で破壊の限りを尽くされた街で、多くの
悲しみの涙を流している。
この世に生を受けた喜びをまだ知らないまま、命を奪われた子どおたち
大勢いる。
ルールを基にした平和の理念が遠くかすみ、力を背景にした
大国の論理が代わって幅をきかす。
そんな変わり行く世界の姿をただただ
吾々は見続けている。
♬ 「泣きながら生まれる子供のように
もいちど生きるために泣いて来たのね」
こんな歌詞が、中島みゆきの「誕生」にある。
ガレキの拡がる風景の前に立ちすくむ人びと、テントの中で手づかみで
食べ物をホウバル子供たち、穏やかさを取り戻し再生の涙を流し、
静かな暮らしを取り戻せる日が来ることを願うばかりです。
誕生 中島みゆき
戦争 高階杞一
黒板に
私は愛と書く
先生が教えて くださったとおりに
黒板に
私は夢と書く
先生が教えて くださったとおりに
黒板に
私は友達と書く
先生が教えて くださったとおりに
黒板消しはいらない
爆弾が落ちてきて
それらを一瞬のうちに
消す
(私事 ・ 法事、雨)
コメント欄は閉めています。