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日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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奥戸天祖神社

2016年10月16日 | 宗  神社・仏閣・著名な建物

恒例の秋祭り・大しめ縄を作る

 

 奥戸天祖神社では
幕末嘉永の頃から収穫祭として大しめ縄神事が行われている。

宵宮 の土曜日、氏子各戸から持ち寄った稲藁を用い、
4間2尺(約7.9m)の大しめ縄作り 、悪魔祓いに旧村内を担いで回り、
巡回後は神社正面にかけるという。

奥戸地区は、水田は皆無と言ってよい。
よって稲藁は、地方から買い求めるという事をお聞きした。

19日(土)お参り方々、今年もしめ縄作りを見てきました。

 

 

 

 


しめ縄作りを、西の広場から見守る。しめ縄作りが終わると、町内を練り歩く。

 

 大しめ縄作りの工程


藁を水に付けて柔らかくしなやかにし加工しやすくします。

 


藁を10本ぐらいに束ねます。

 

 

             


アルミ管棒(7、9m)に、硬くぎっちり巻き付ける。
これが難作業で、ベテランさんが作業する。

        
材料の荒縄です

            
左 しめ縄を取り外したところ      右しめ縄が架けられたところ≪昨年のもの≫


周りは提灯で祭り一色、子らのはしゃぐ姿が眩しい。

 

 

日本の祭りとはと言えば、
 *豊作祈願 *厄病退散祈願 *お盆・盆踊り等々と答えるでしょう。

祭りの中には、様々の文化がぎっしりと詰まっていて、
神様に聞かないと一口では答えられない。

日本は春夏秋冬が有り、そして祭りがあり良き国です。

 

平成二七年(昨年≫の大しめ縄作りです。

 

コメント (5)
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足立区郷土博物館見学記 2

2016年10月16日 | 紀  郷土博物館 葛探団

稲作と水=その2
観潮(塩分含水)河川地帯の用水

 

東郷地域(江戸川区、葛飾区、足立区)は、稲作を中心とした農村が発展した。
稲が育つには大量の水を必要とします➡1株=ペットボトル270本

東郷地帯は大河川に囲まれていますが、海に近く、海水が入り込む「観潮河川」のため、
水道用水や農業用水への利用は困難でした。

稲作農村を作るには、水を得るために様々な工夫が施された。

 


越しヶ谷市内を流れる葛西用水

葛西用水路

 

 代表的な溜井

見沼溜井(みぬまためい)

見沼溜井(みぬまためい)の築造は、
寛永6年(1629年)に、見沼南端の両岸の距離が最も狭くなっている
さいたま市の附島と、川口市の木曽呂との間に堤を築き作られた。

この堤は長さが8町(約870m)あったことから、
「八丁堤(はっちょうづつみ)」と呼ばれています。

 こうして、用水を貯めるために周囲40数km、面積1200haに及ぶ、
平均水深1mの見沼溜井(みぬまためい)が完成しました。


 

水元小合溜井

小合溜の名は「小鮎」の名前で歴史等に登場し、
後に小合(こあい)と称せられました。

そして、「溜井」とは、河道を利用した貯水施設のことで、
小合溜井(こあいためい)が本当の名前です。

基本は、利根川中流域の埼玉県羽生市本川俣を取水口とする
葛西用水の貯水池としてできたのが、水元小合溜井です。

 
広い広い水元小合溜井

 

 

 
そしてボケ防止

 

コメ欄は閉めています。 

 

 

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