恒例の秋祭り・大しめ縄を作る
奥戸天祖神社では
幕末嘉永の頃から収穫祭として大しめ縄神事が行われている。
宵宮 の土曜日、氏子各戸から持ち寄った稲藁を用い、
4間2尺(約7.9m)の大しめ縄を作り 、悪魔祓いに旧村内を担いで回り、
巡回後は神社正面にかけるという。
奥戸地区は、水田は皆無と言ってよい。
よって稲藁は、地方から買い求めるという事をお聞きした。
19日(土)お参り方々、今年もしめ縄作りを見てきました。
しめ縄作りを、西の広場から見守る。しめ縄作りが終わると、町内を練り歩く。
大しめ縄作りの工程
藁を水に付けて柔らかくしなやかにし加工しやすくします。
藁を10本ぐらいに束ねます。
アルミ管棒(7、9m)に、硬くぎっちり巻き付ける。
これが難作業で、ベテランさんが作業する。
材料の荒縄です
左 しめ縄を取り外したところ 右しめ縄が架けられたところ≪昨年のもの≫
周りは提灯で祭り一色、子らのはしゃぐ姿が眩しい。
日本の祭りとはと言えば、
*豊作祈願 *厄病退散祈願 *お盆・盆踊り等々と答えるでしょう。
祭りの中には、様々の文化がぎっしりと詰まっていて、
神様に聞かないと一口では答えられない。
日本は春夏秋冬が有り、そして祭りがあり良き国です。