つり橋を渡る
旅の結末を最後まで書かないとなんとなく気がかりです。
つり橋を渡り女夫淵橋に着きました。
旅の終わり・ENDです。
万歩計⇒28000歩・・・誰かが呟いた。
小声で、それ壊れていない・・・・?・・・と。
加仁湯温泉から自然研究路を歩きほぼ半分、いよいよ詰めの段階です。
鬼怒川に架かる木道橋を渡る。眼下に見る流れは急流で岩に砕ける水しぶきが白い。
橋に階段、おそらく洪水(増水)を予想してに嵩上げであろう。上流に多くの砂防工事がしてあった。
薄暗い岩壁を伝わって落ちる滴が真夏日の身体を冷やす。
鬼怒川はとうとうと流れていた。
流域が急に拓けていた。幹の白い木は白樺です。
中将乙姫橋は最近の新設です。
旧道は2ヶ所崩壊・落石で通行禁止で新たに登山道が作られた。
つり橋に連なる木道の階段を登ると旅は終わる。
重い足を一歩一歩最後の登りです。
終点(出発点)です。駐車場から見た女夫淵温泉全景。
ある人は旅の疲れを清水で洗う人、道脇に備え付けてあった杖を返す人、リックの整理、
登山靴の土を落とす人それぞれ旅の締めくくりに余念がなかった。
14,30分バスの人となった。東京にむけてGO,出発。
歩き終えて
渓流、深山に秘湯が川に沿ってひっそりと建つ。
機会あるならもう一度訪れて、ユッタリと岩風呂に浸り地酒でせせらぎの音を
聞きながら山気を味わいたい。
秋は最高だろうナァ・・・と想いつつ渓流に沿って下った。
欲を言うならば、
奥鬼怒沼湿原まで足を伸ばし、草紅葉を堪能したいものです。