toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「君のいた日々」 藤野千夜

2024年02月26日 | 読書日記

同じ設定で、妻を亡くした春生と、夫を亡くした久里子のパラレルワールドの物語。

似た状況で春生が主人公の話と、久里子が主人公の話が交互に登場して、対比するようになっているけれど、個人的には有川浩の「ヒア・カム・ザ・サン」のように完全に前半と後半に分けて2つの物語のような構成にした方が読み易いし良かったと思う。

藤野千夜は「すしそばてんぷら」を読んで気に入ったから選んでみたけれど、要求レベルが高すぎたせいか、それなりに良かったもののちょっと期待外れ。

 

 

 

 

 

2013.11.8

角川春樹事務所


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