toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

Fake

2011年12月17日 | 読書日記
5月23日に書いた「交渉人」と同じ五十嵐貴久の作品。

交渉人が面白かったので期待して読み始めた。
思った通り、はらはらドキドキのストーリー。
解説に寄ると「コンゲーム」と言うらしいが、一言で言えば詐欺師同士のだましあい。

物語の展開もテンポ良く進んでいくのだけど何故か、途中で止まらなくなる・・と言うことは無くて、平気で中断できてしまう。
作者が宮部みゆきだったら一気に読んでしまうところだろうけど、どうしてでしょう。
だからと言って、決して詰まらない訳でなく、最後にどんでん返しの仕掛けもあるし、最後の最後には・・・
というわけで、お勧めかどうかは良く分かりません。。


幻冬社文庫 定価762円

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