toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「愚か者の石」 河崎秋子

2024年06月23日 | 読書日記

明治時代の北海道の刑務所(当時の名称は集治監)が舞台。
そこに収監されている主人公の巽と同房の大二郎、そして看守の中田の物語。

淡々と進んでゆく話に飽きてくるけれど、我慢して読み続けると終盤になってようやく物語が動き出す。
当然、そこまでの話にちりばめられていた伏線がどんどん回収されて終わっていくけれど、ちょっと展開が強引。

 

 

 

 

 

2024.6.3

小学館


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