toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「21」 小路幸也

2021年05月19日 | 読書日記
今は無くなってしまった中学校で同級生だった21人の物語。

小路幸也らしいホノボノ系の物語なんだろうなと思って読み始めたら、同級生の一人のところに、クラスメイトが母校の教室で首吊り自殺したという連絡が入るところから始まる。
担任の先生を中心に仲の良かった21人の同級生の様子が徐々に明らかになって行く過程で、そのうちの何人かが自殺の原因が自分にあるのではないかと考えだす。
どうも私の思っている小路幸也の世界とは違って、かなりドロドロした内容。
謎解きっぽい展開になったラストも、後日譚の分もイマイチすっきりしない。

晶が居なくなって、サイトの管理は誰がやってるんだろう??






幻冬舎
コメント
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