ツモ爺のひとり言~アートフラワー~

人生を少し長く生きた一人としての”私のひとり言”を聞いてください。

老いの無残さ・・・

2008年12月05日 18時11分11秒 | ツモ爺のひとり言
 サンケイ新聞が一昨日から俳優長門裕之さんの「老老介護の厳しい現実」と題して手記(3回)が掲載されています、お読みのなった方もいらっしゃると思います。ご存知の俳優長門裕之さん(74歳)と女優南田洋子さん(75歳)は夫婦ですが、南田洋子さんは認知症です、現在のご夫婦の写真がのっており、いやでも老いの無残さを知らされます。
 
 人間歳をとればすべての人に訪れる老化現象をどう受け止めていくか、ツモ爺もその過程にあり苦しみ悩むわけです、ついこの間まで歩くことから行動はすべて順調、それが一転して歩けなくなるという現実に至り「昨日まで出来ていたことが出来ない」この悔しさは今まで経験しなかったことです。

 長門さんも南田さんを介護していくうえで、もう少し体力があれば介護できるという悔しさを言葉にしておられます。お釈迦様も”生病老死”は人間の業であり総てはこれに尽きるといわれています。誰にも訪れる老い、如何に生くべきか、人生最後の難問であります。