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『こっちへお入り』を読んで

2013-07-10 22:24:00 | 読書生活


『こっちへお入り』
作者:平安寿子
祥伝社文庫

この帯にある『人生は楽じゃない だからこそ笑いたい』これに惹かれた

今の私には必要な本でした

文中から
『気持ちのおちこみは、理性じゃ、どうにもならないんだよ。理性じゃ救えないんだよ

…省略…

救われないなら、どうするの

さあね。わかんない。時間に任せるしか、ないんじゃない。
仕事に没頭して、時間が過ぎるのを待つ。
ケースワーカーって、困ってる人の問題を解決する仕事だから、ほっとけないことばかりなのよ。
だから、プライベートがつらくても、仕事のほうで喜びがあれば、やっていける。』

そう、私は没頭する仕事もなくしてたから泥沼にはまってしまったのですね…
(´Д`)


文中から
『わかってくれる人が、許してくれるひとがいなければ、生きていくのはつらい。』


一言も否定せずに、うんうんって聞いてくれる人がいたならば、わかった振りでもしてくれる人がいたならば、私は救われただろうか?



文中から
『仕事でしくじっても、楽笑としての自分を愛し、受け容れてくれる場所があるから、追い詰められることがない』

そう…私は昨年仕事をなくし凹んでいるときに、大会参加という場所もなくした

自分を受け容れてくれる場所がなくなった
自分を好くという自信がなくなった
自分の居場所が無くなるのは辛い
今もまだ さ迷っている辺りが情けないけど…
(((^^;)

それでも、今は仕事をし始めたことと、ブログを書き始めたことにより、気持ちの落ち着きを取り戻してきました♪
p(^-^)q

コメントをもらうことにより、散らばった自分の欠片を拾い始めてます!



文中から
『誰もが、自分のバカさ加減に泣かされるんです。
その繰り返しが人生じゃないですか。

楽笑の言葉が、脳裏に浮かんだ。

バカな考えて、バカな行い、それゆえの泣き笑い。
だけど、それでいいんだよ。
落語は、そう言っている。

でも、それでいいんだよと許されるには、条件がある。
悪意を持たないことだ。たとえ、傷つけられても。与太郎のように。』


この本を読んで、自分の気持ちをわかってもらえた気がします

私も与太郎のようになりたい

はじめて落語を聞いてみたいと思った

落語を聞いたら、楽しかった気持ちを思い出せるだろうか?
『こっちへお入り』との呼び掛けが聞こえてくるだろうか?

私も与太郎になろう!