5月らしい、快晴の日が続いています。
2014年5月17日
御坂山地の鬼ヶ岳、王岳に行ってきました。
このコース、今年の三月に同じルートで登ろうとしましたが、
雪の深さに雪頭ヶ岳で引き返したことがあります → こちら
今回はその登り直しということで。
快晴の元、小さな花々を愛でながらの楽しい山旅になりました。
土曜日4時半に家を出発、渋滞前の中央道を快調に飛ばして目的地へ到着。
根場の民宿村の手前の野鳥公園で撮影。
ちなみに三月はこんな感じでした。
根場の駐車場に停めて出発。
眩しい青空、目指す鬼ヶ岳方面
アプローチの林道も冬枯れの森でしたが、今は緑に囲まれて
雪融け水が流れていた沢も枯れています。
取りつきの階段
三月はこの看板もこんな感じでした。
しばらくは暗い杉林を進む
あちこちにスミレが咲いていました。
ヒトリシズカの群落も
そしてまだ緑色のマムシ草
杉林を抜けたところ。
前回はここでトレースが終わり、膝ぐらいのラッセルになりました。
いまはしっかりした道でなんということはありません。
道端の小さな花に目を留めながらゆっくり登ってゆきます。
いろんな種類のスミレが咲いていました。
斜面から尾根に出たあたり。
山と高原地図に「ブナ原生林の看板」とあるところ
ここを抜けると、周囲が一旦灌木となり展望が開けます。
御坂山地の売りはやっぱりこの風景
そしてこの日は南アルプスもくっきりと見えました。
聖岳、赤石岳、悪沢岳
赤石岳の手前のこんもりした山が王岳、今日はあそこまで歩きます。
遠くに本栖湖
その向こうは竜ヶ岳、毛無山
この後岩場を縫うようにして高度を上げていきます。
その岩場の陰にピンクのかれんな花がいくつも咲いていた
クモイコザクラのようです。
途中の尾根道はかなり冷たい風が吹いていて、汗をかかずに上ってきましたが、
南側の斜面はポカポカと暖かい・・・と思っているうちに暑いくらいになってきた。
草原に出ると枯草の陰からフデリンドウが顔を出している。
雪が深くて難儀したこの斜面も今は快適な山道
間もなく雪頭ヶ岳に到着
本当に眺望最高です。
河口湖、杓子山 さらにその先には忍野八海、山中湖と続く
ここまでは快調に登ってきました。
時間にだいぶゆとりがあるので、コーヒーを入れて
富士山を正面に見ながらしばし休憩。
鬼ヶ岳へ向かいます。
続く