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心とほんとの会話屋さん

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獲得した利益より、失った損失が印象に残るのはなぜ?!

2014-06-08 20:36:40 | 本のネタ
 勤務している会社で、給与天引きで積み立てた、勤務先会社の株式を売却したのは、2か月以上前のこと。

 ようやく、売却完了通知が届きました。

 その通知内容を見て、損した!(もっと利益がもらえた)という気持ちと、得した!(想像よりも多かった)という気持ちの両面を味わいました。

 両面を味わった結果、損した!という気持ちの方が大きくなっている自分に気付いたのです。


 得した面は、売却を決定した2か月前よりも、株価が1.5割近くも上昇したこと。

 もう一点は、保有株式数が想像以上に多かったこと。

 この2点で、想像以上(40万円程度)の取得ができました。


 一方、損したと感じているのは、売却成立時より、先週末の株価の方が1割程度高かったこと。

 売却時期を遅らせていれば、さらに取得額を増やすことができた!ということ。



 株価は、いつの時点でいくらになるのか予測がつかないものなので、結果論で感じていることは理解していますが、正直な気持ちをいうと、損した(利益を増やし損ねた)気持ちが大きかったのは否めません。


 この出来事を通して、人間が、できることは当たり前に感じ、できないことに焦点を当てて、悔やむ・落ち込む生き物であることに気付かされました。

 当初より、多くの金額を取得できたのだから、それでラッキーと感じないと、際限なく幸せを求め、最終的には不幸な人生になりかねませんね。

 このことに気付かせてくれる出来事として、今回の出来事に感謝しようと思います。


 みなさんは、得られたことと、失ったことのどちらに焦点を当て、どちらの記憶が鮮明ですか?

 些細なことでも、得られたことに焦点を当てられるといいですね!


 本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。