心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

整理整頓の効果(クリーンデスク、断捨離)

2013-10-31 22:38:45 | 本のネタ
 連日、ネガティブな記載が多かったので、整理整頓を通して感じた効果をご紹介します。

 わたしが最初に取り組んだのは、洋服ダンスに入っている不要な洋服を捨てることから始めました。基準は1年間着なかったものは不要と判断し捨てること。
 最初は抵抗があったのですが、いざ捨ててみると洋服ダンスにスペースができ、全体が見渡せるようになりました。これにより、洋服ダンスに収納されている服を一望でき、着たい洋服を選ぶことの時間短縮につながりました。

 その次に取り組んだのが、会社のデスクの断捨離!1か月以上、見ることがなかった資料を捨て去ること。
 これまた、捨てた資料が必要になったらどうしようと、不安になったのですが、再び必要になったことは、ほぼ皆無。デスクに空きスペースが生まれることで、心のゆとりが生まれ発想が柔軟になったと自負しています。
 調子に乗って、パソコンのファイルもどんどん削除。メールだって、過去のメールは捨て去りました。受信箱にメールが10通前後しかない状態を保てば、メール確認自体にストレスを感じることがなくなるという効果を体感することができました。


 上記は、整理(不要物を捨てる)に対する取り組み効果ですが、整頓(必要なものを整える)からもいろんな効果を感じました。
 一番効果を感じたのは、会社のデスク回りに置いているものの定位置を決めたことです。これにより、ものを探す時間を排除することができ、ムダ時間の削減につながりました。
 整理されて残ったものが少ないから、整頓することが簡単にできたのでしょうね。

 まず、整理することに直面してみてください。不要なものを決めることを通して、自分軸が明確になってくるはずです。



 明日は、休暇時間の使い方について、ご紹介予定です。

新社会人の30%は、3年以内に退職?!

2013-10-30 21:31:26 | 本のネタ
 先日、新聞の記事に掲載されていましたが、大卒の新社会人のうち30%は、入社3年目以内に退職していることが分かりました。
 非常に狭き門を潜り抜けて正社員になったにも関わらず、10人のうち3人は辞めてしまうのです。今日はこの数字の意味を考えてみたいと思います。

 そもそも正社員で雇用してもらえる方々の割合が、就職を希望する方々に中でどのくらいの割合なのかが不明なので、推測が入ってしまうことはご理解ください。就活自殺などという言葉が新聞の紙面を飾るくらいなので、狭き門であることは容易に想像できるでしょう。
 その狭き門を潜り抜けることができる方々は、大学卒業まで、大きなつまづきを経験せずに育ってきたことも想像に難くないことでしょう。もちろん大変な苦労はしていることは間違いありませんが。

 では、それらの方々が成果業績主義を全面に掲げる現在の日本企業に入社したらどのようになるか想像してみてください。とても優秀な同期社員が、いきなり強力なライバルになるのです。そのライバルと比較され、人事評価された結果、年収に差が生じてくるのです。
 これまでの人生の中で、大きなつまづきを経験していない方々なので、同期社員に後れを取ることは許しがた事実なのでしょうね。
 もちろん、大好きな職業に就くことができ、人事評価以外にやりがい・生きがいを見出している場合は、こんな心配はいりませんが、就職時に天職に就けている人がどれほどいるのか?!ということを考えると多くの人は、つまづきに耐えられず、他の活躍シーンを求めてさまようことは想像できます。


 わたしが勤務する会社でも、同様の事象が見え隠れしており、社員のモチベーションを高める工夫が急務になっております。
 企業は、法人と言われるくらいなので、人(=社員とその家族)で成り立っていることを見失ってはいけません。
 社員を大切にする会社を紹介している、坂本光司さんの著書を、多くの経営者が心して読みこみ、実践してくれることを切に祈ります。

 『どのようにしたら、社員のモチベーションを上げること、高く保つことができるのか?』という問いかけに、真剣に向き合う会社が増えてほしいものです。


 今日は、少々愚痴っぽくなったので、明日は、心機一転、整理整頓についてご紹介予定です。

承認欲求 ~欲求の五段階< マズロー> ~ を求め続けるわたし

2013-10-29 21:23:44 | 本のネタ
 昨日、めまいや耳鳴り、顔のしびれなどの体調不良を起こし、大学病院で詳細検査したことをきっかけに気付いたことをご紹介します。
 CTやMRI検査の結果、肉体面での異常は見つかりませんでした。ですので、精神面の異常からの体調不良と推測されることは昨日のブログでご紹介した通りです。
 では、なぜ体調不良を起こすまで、わたしは時間を有効に使うことに固執したのでしょうか?一日経過し、落ち着いてみると、どんどん頭の中がクリアになっていきます。
 会社で与えられた仕事に対し、与えられたテーマ以上の対応をすることで、お客様に付加価値を提供することに貢献したいという欲望がある一方、社内の方々から『すごいよね、よくやったよ』との称賛の声を受け取りたかったのです。
 また、プライベートで勉強している心理学でも、40代後半になって、勉強に取り組んでいること自体を認めてもらったり、ワークショップ開催などの行動をすることで、『すごいよね、よくやっているよ!』という称賛の声が欲しかったのです。

 今、称賛の声に枯渇しているのは、社内での居場所確保・自尊心確立のためではありません。社内から飛び出す、新たな一歩を踏み出す勇気・自信が欠落しているので、その自信をもらいたくて、周囲からの称賛の声を求めていたのです。
 しかし、自信というものが、周囲から与えられるものでなく、内部から湧き上っていくものであることを考えると、現代人が『もっとお金を! もっといい生活を!』と欠乏欲求をむき出しにしているのと、何ら変わりがないことに気付いたのです。

 周囲からの称賛の声がなくとも、自分自信でやっていること、向かっている方向が、自然の摂理に反していないことを客観的に捉え、わたしなりのスピード感で歩み続けようと決意を新たにしたのです。周囲の速度や価値観に惑わされることなく、自分らしい人生を歩むことが大切なので。
 そんな折、今月末で同僚の一人が会社を立ち去ることを知りました。果たして、彼はどういう考えに基づき、どういう行動をしたのでしょうか。明日、少し時間をもらって聴いてみることにします。非常に志が高い方だったので、秘めたる思いが爆発したのだと推測してます。明日が楽しみです。



 さて、明日のテーマは、文字化・図式化することの意味について、ご紹介予定です。

病気は、歪みに気付かせるメッセージ?

2013-10-28 17:31:03 | おススメ本
 昨晩の就寝前に、左耳に大きな耳鳴りが発生し、今朝目覚めると顔半分にしびれまで発生。。。
 まずは、身体的な影響が気になったので、近所の大学病院でCT検査に加え、MRI検査をしてもらいました。結果は、西洋医学的には問題なしということが分かりひとまず安心しました。

 そこで、病気が”心の歪みに気付かせてくれるメッセージ”であるという説に基づき、自分自身の生活・心の状態を振り返ってみました。
 振り返りで気付いたことは、ムダな時間(=成長に結びつかない時間)を極端に嫌っている自分でした。日中帯の仕事に対する取り組み方だけでなく、通勤電車の過ごし方にはじまり、信号待ちの時間まで、隙さえあれば読書したり、仕事の進め方を考えているのです。本来、くつろぎの空間・時間を過ごす、我が家のリビング・寝室でも同じく考えごとをしています!
 脳の無限の可能性を引き出したく、寝る前や歩行中の時間の使い方を意識した結果、今の状態になり、無限の可能性を持っているはずの脳(特に前頭葉)が悲鳴を上げているのでしょうね。

 さてさて、今回の病気(耳鳴り、しびれ等)を通して、気付きを得たまではよかったのですが、すでに脳を意識して使うのでなく、無意識に使っていることが多くなっており、コントロール困難な状態になっているのが新たな悩みです。。。せっかく脳(潜在意識)の可能性を引き出せている感覚を感じていたので、うまく折り合いがつく方法を模索してみます。


 いずれにしても、体調不良・病気というのは、正常な生活をしていない(=どこかに歪みがある生活)ことのメッセージなので、中途半端なポジティブシンキングで無視するのでなく、きちんと向き合うようにしていきましょ!


 明日は、承認欲求を求めている自分自身を振り返って、気付いたことをご紹介予定です。

セミナー開催で気付いたこと(認知行動療法)

2013-10-27 21:01:30 | 本のネタ
 今日は、心理学を勉強したメンバが開催するセミナーの協力をしてきました。参加者は4名なので、セミナーと呼べる規模ではないかもしれませんが、多くの気付きをいただきました。

 最初の気付きは、セミナー開催会場として予約していたはずの会議室が予約できていなかったことからの気付き。これは、大人数を集めた飲み会開催同様、前日に最終確認をするなどの工夫が必要であることに気付きました。当日になると、言った言わないという、非生産的な言い争いを避けることができないので。
 ただ、人数が少なければ、カラオケボックスを利用するなどの代替手段を考えるゆとりを持てる状態で、その場を迎える必要性も大切なんですね。時間のゆとりが、心のゆとりにつながる、いい経験でした。

 セミナーに入ってからの気付きは、想定シナリオとは違う質問を受けた際に感じました。自分がセミナー受講者の場合、想定外の質問が出たときには、主催者に一任できるという責任感を持たなくていいのです。が、主催者側に回ると、何らかのコメント・考えを返さないわけにはいかないという気持ちが大きくなり、普段以上に頭を使うことに気付きました。これって、さまざまな本で紹介されている”教える立場になる人が一番勉強になる”ということを体感できた瞬間でした。

 セミナー終了後に感じたのは、主催者が参加者に気付きを与えるという構図でなく、参加者とともに、それぞれの立場の人が気付きを得ることになるということです。人に何かを与える立場と考えると、謙虚さを失い傲慢な気持ちになり、学び・気付きを得られなくなるのです。
 禅の高僧ではありませんが、人生是修行!学んでも学んでも、簡単には悟れないということなんですね。


 いろんな気付きをくださった、セミナー主催仲間と参加者に感謝感謝の一日でした。


 明日は、好きなことに向き合うことについて、ご紹介予定です(今、坂上忍さんが、芝居好きの子どもたちに迫っているテレビ放映中なので)