心とほんとの会話屋さん

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1000円カットの提供価値と、床屋が生き残るためには?!

2014-06-01 17:18:32 | 本のネタ
 ここ数年、髪を切るのは1000円カットにしています。

 1000円カットの利点は、価格の安さと早さ。それとシンプルなサービス。

 これまでは
  『横と後ろは、軽く刈り上げて、残りの部分はそれに合わせてカットしてください』
 とお願いすることで、伝わっていました。

 が、本日の担当者は
  『刈り上げって、どのくらいまでバリカン使っていいの?』
 という感じで、うまく伝達できませんでした。


 仕上がりを鏡で確認させてくれたのですが、もう少し短くしたかったことを伝えることができず、店を後にしました。

 やはり、昔、行きつけの床屋があった頃のように
  『いつもと同じで!』
 という一言で、イメージ通りの仕上がりになったことは、床屋の付加価値なんでしょうね。


 1000円カットのお客さまを、床屋に回帰させることはできるのでしょうか?

 大前研一さんは、数十年前から、床屋の過剰サービスを指摘して、カットとサービスが分離されると予言していたそうです。

 そう考えると、床屋が提供しているサービス(髭剃りやシャンプーだけでなく、カルテ保管など)のうち、お金をいただけるものを抽出することも一案かも知れないですね。

 わたしは、時間予約ができて、カルテ保管してくれるサービスを望みます。駐車場があるとベスト。

 その上で、カット時間が20分程度だったりすると、魅力的かな!?



 どの業界でもそうですが、どんなお客さまをターゲットにして、どんな付加価値を提供するのかを明確にすることが大切でしょうね。

 そういう意味では、1000円カットの盛況ぶりは、ひとつのビジネスモデルとして、成立しているんでしょうね。

 従業員の方々が、満足して働けているのであれば!ですが。。。



 あなたは、床屋・美容院に、どんな付加価値を期待していますか?!

 今、通っている床屋・美容院は、期待している価値を提供してくれていますか?

 もし、提供されていないとしたら、そのことを適切な方法で伝えていますか?



 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。