昨日は、フィンランドの教育について、紹介させていただきました。
今日は、フィンランドを会社と捉えてみます。その方が、理解が深まるので。
まず、フィンランドの理念は、何か!
明文化された理念はないようなので、わたしが感じたことで文言化し、”人間らしい生き方ができる国”と仮置きしてみます。
まず、会社にとって一番大切な人材に対する考え方。
どういう人材にしたいのか!理念に照らし合わせ、人間らしい生き方を、自ら見つけ出せる人材が必要になるでしょう!
つまり、強制的・脅迫的に生き方を制限されるのでなく、自分が一番人間らしく生きる方法を各自が模索し、見つけ出す必要があるのです。
考える力を身に付けるための教育方法は、昨日、ご紹介した通り、小学1年生から、自省する習慣を身に付ける機会に触れあっています。
また、学びと職業を一致させるというのも、教育制度の特徴で、将来の職業に合致した学びを終了しないと社会人になれないのです。
これは、単に稼ぎ方を学ぶのではなく、社会全体において、その職業がどういう価値を提供するのかを学ぶのです。
学校の先生は、自ら考える人間を育成するだけでなく、職業を通して、社会に貢献する意味を伝えるという大役を担っているのです。
ですから、学校の先生になるのは、医者になることに次いで、非常に難易度が高くなっています。
まぁ、非常に高度な脳を持っている人間を、人間らしく作り上げる大切な役割と理解すれば当たり前なのです。
今度は、会社の財務面(経済成長)に目を向けてみると、横ばい状態が続いています。
また、職業による所得格差が少ないことも特徴の一つです。
経済大国では、貧富格差が広がって、人間らしく生きれない人が多数いることを考えると、所得格差が少ないのも理念に合致していると捉えることができます。
興味深いのは、議員が職業でないことです。
つまり、ボランティア人員で構成されているのです。
もちろん、議員になるためには、選挙で選ばれる必要があるので、志が高く、私欲獲得に暴走する危険性がないのです。
これは、元来、人間は他人・社会のためになることをしたい生き物であることを満たすためにフィンランドが貫いている制度なのでしょう!
わたしは、フィンランドの一面しか学んでいないので、いい情報だけを強く理解しているのかも知れないので、異なる意見をお持ちの方もいるでしょう。
消費税が30%程度という側面や、賃金水準が高くない等、日本に比べ劣っていると捉えることができる情報があることは否定しません。
本日、述べたかったのは、会社同様、理念経営に徹すると、首尾一貫した政策が打て、各施策の関連が分かりやすくなることをご紹介したかっただけです。
何ごとも、本質はシンプルである!ということに行き着きそうですね!
あなたは、日本という国を会社に捉えると、理念を文言化することはできますか?
そして、今、国家レベルで議論していることを、理念に照らし合わせて、結論を導くことはできますか?
年金制度や健康保険制度などは、身近な難問なので、考えてみると面白いでしょうね。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今日は、フィンランドを会社と捉えてみます。その方が、理解が深まるので。
まず、フィンランドの理念は、何か!
明文化された理念はないようなので、わたしが感じたことで文言化し、”人間らしい生き方ができる国”と仮置きしてみます。
まず、会社にとって一番大切な人材に対する考え方。
どういう人材にしたいのか!理念に照らし合わせ、人間らしい生き方を、自ら見つけ出せる人材が必要になるでしょう!
つまり、強制的・脅迫的に生き方を制限されるのでなく、自分が一番人間らしく生きる方法を各自が模索し、見つけ出す必要があるのです。
考える力を身に付けるための教育方法は、昨日、ご紹介した通り、小学1年生から、自省する習慣を身に付ける機会に触れあっています。
また、学びと職業を一致させるというのも、教育制度の特徴で、将来の職業に合致した学びを終了しないと社会人になれないのです。
これは、単に稼ぎ方を学ぶのではなく、社会全体において、その職業がどういう価値を提供するのかを学ぶのです。
学校の先生は、自ら考える人間を育成するだけでなく、職業を通して、社会に貢献する意味を伝えるという大役を担っているのです。
ですから、学校の先生になるのは、医者になることに次いで、非常に難易度が高くなっています。
まぁ、非常に高度な脳を持っている人間を、人間らしく作り上げる大切な役割と理解すれば当たり前なのです。
今度は、会社の財務面(経済成長)に目を向けてみると、横ばい状態が続いています。
また、職業による所得格差が少ないことも特徴の一つです。
経済大国では、貧富格差が広がって、人間らしく生きれない人が多数いることを考えると、所得格差が少ないのも理念に合致していると捉えることができます。
興味深いのは、議員が職業でないことです。
つまり、ボランティア人員で構成されているのです。
もちろん、議員になるためには、選挙で選ばれる必要があるので、志が高く、私欲獲得に暴走する危険性がないのです。
これは、元来、人間は他人・社会のためになることをしたい生き物であることを満たすためにフィンランドが貫いている制度なのでしょう!
わたしは、フィンランドの一面しか学んでいないので、いい情報だけを強く理解しているのかも知れないので、異なる意見をお持ちの方もいるでしょう。
消費税が30%程度という側面や、賃金水準が高くない等、日本に比べ劣っていると捉えることができる情報があることは否定しません。
本日、述べたかったのは、会社同様、理念経営に徹すると、首尾一貫した政策が打て、各施策の関連が分かりやすくなることをご紹介したかっただけです。
何ごとも、本質はシンプルである!ということに行き着きそうですね!
あなたは、日本という国を会社に捉えると、理念を文言化することはできますか?
そして、今、国家レベルで議論していることを、理念に照らし合わせて、結論を導くことはできますか?
年金制度や健康保険制度などは、身近な難問なので、考えてみると面白いでしょうね。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。