あなたが苦難のただ中にあっても、神はあなたを愛されることを知らないのか。山は暗いやみの中に隠されても、その存在は昼間と少しも変わらない。神の愛も、あなたの繁栄の時と同様に今もあなたに注がれている。いつも子どもを懲らしめる父がいるだろうか。あなたがむちを嫌うようにあなたの主もむちを嫌われる。主はただ、あなたが喜んで受ける理由のあるときにむちを用いようと思われる。あなたに永続的な益をもたらすために、それを用いることを願われる。
あなたは天使とともにヤコブのはしごを上る。そして、その上に座しておられるあなたの契約の神を見る。あなたは永遠の輝きの中にあって、一時の試練を打ち忘れる。また、試練を通してあなたを導き、永久の益を与えられた神をあがめるために、試練を思い出す。それなら、患難のただ中にあって歌え。炉の中を通っていても喜べ。荒野にもばらの花を咲かせよ。砂漠にもあなたの喜びの歌を鳴り響かせよ。これらの軽い患難はただちに終わり、あなたはとこしえに主とともにあり、あなたの喜びは決して衰える時がないからだ。
気落ちするな、恐れるな
主は変わられることなく、その御腕は近い
ただ信ぜよ
そうすればあなたは知るだろう
キリストこそ私のすべてだ、と