今日15日(火)以前から一度行きたいと思っていた佐世保市黒島へ初めて行ってきました。
黒島は西海国立公園九十九島の一つで江戸時代からの隠れキリシタンの島として有名です。
相浦港10:00発のフェリーで黒島へ。高島を経由して10:50黒島港に到着です。
今日は黒島地区しおさい健康ウォーキングモデルコース(5Km)を主に歩く予定です。
最初に島のシンボルである黒島天主堂へ向かって港からなだらかな坂道を登って行きます。
途中の便局局で東京の孫たちへはがきを出しました。島独特の消印を押してもらえると聞いていたからです。素敵な天主堂の消印でした。
国重要文化財に指定されている黒島天主堂は信徒の献金と労働奉仕で明治35年に完成しました。煉瓦と木造りで内部の天井の木目とステンドグラスがとてもきれいです。
実は以前ブログに書きましたが佐世保出身の漫画家小玉ユキさんが母校北高を舞台にした作品「坂道のアポロン」の最終回のシーンがこの教会だったのです。
主人公の薫と教会の牧師になっていた千太郎の二人が再会し教会でジャズのセッションをするシーンを思い出しました。
ここでコースを外れて根谷の大サザンカとアコウの巨木を見にいくことに。
大サザンカは江戸時代に植えられたもので樹齢350~400年だそうです。
防風林として利用されていたアコウの巨木です。暖地系クワ科の一種でひげをはやしています。
道路沿い至る所にきれいな花が植えられて眼を楽しませてくれます。
コースに戻り天主堂近くのカトリック共同墓地を見て蕨の展望所へ。ここからは断崖絶壁と広々とした海が見えています。視界がいいと五島列島も見えるそうですが・・・。
天候に恵まれ暑いぐらいの中無事に港へ。黒島神社へお礼のお参りをするとき相方が財布がないことに気づきビックリです。
最終フェリーの出港の時間も迫っており困って観光パンフにあった史跡保存会へ電話し状況を話すとすぐに天主堂へ見に行っていただきました。
今日帰れないかもと心配していましたが天主堂に置いてあったと車で持ってきていただきました・・・本当にありがとうございました。
無事に15:30発のフェリーで帰ることができました。
約4時間の滞在でしたがロマンあふれる黒島を気持ちよくウォーキングすることができました。
過去の記事は右カテゴリーの「故郷佐世保」でご覧ください。
タマちゃんの海外旅行記もご覧ください。
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