トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

辺境部の刈り払い

2017-11-23 | 今日は真面目に
 玩具作りから解放され、ようやく里山保全作業に向き合えるようになった。前日から放置部の刈り払いを始めたのだが少々筋肉痛が発生している。自宅軟禁状態だったから仕方がない。

 作業区域は保全活動区域の最前線で、なかなか手入れが行き届かない部分なのだが植栽した樹木もあるし実生で養成中の樹木もある。何よりも、ここまでは刈り払いをしていないと猪のお宿になってしまう場所なのである。

 カヤネズミの生息圏でもあるからとススキの大株を残していたのだが、周囲が草深くなるとススキの周りは丁度良い屋根付きの場所になってしまう。今回も二か所ほど寝床が出来ていた。見通しが効く様にしておかないと「いらっしゃいませ」のおもてなしである。
 カヤネズミに宿を与え、猪には与えない、なんてやり方は「酷い!」と言う向きもあるものの、そういう輩は汗水流さないし環境や農作物の被害に頓着はしないものだ。

 意図してススキを温存するにも場所を考えねばならず、平坦部でなく急な斜面や崖の部分に一株ずつ点在させる必要がある。カヤネズミには傾斜地も崖地も気にしなくて良いのだから。

  ➡  刈り払い         刈り出し

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