トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

孤爺暑居して布繕を成す

2024-07-31 | 何よりの楽しみ

 猛暑続きではあるがお膳にナス料理があれば食欲は落ちない孤爺なのである。やはり食べたいのは残り火で焼いた焼きナスだ。オーブンでもコンロでも可能だけれど熾火で焼いたのが一等旨い。まあ、望んでも無理な贅沢な一品であろう。さて、ナスはさておき猛暑日続きではフイールドへは危機管理上、出かける訳にもいかず猛暑が長引けば蟄居謹慎するしかないのだが身の所在も無い。読書もビデオもそうそう続くものでは無しで、運動不足にもなるがストレッチ程度では身が保てない。

 そこで子育て最中に使った水着が有るのを思い出して近くの焼却熱を加熱源にした温水施設に行ってみたのだがウエストが5cmほど大きくなった体型には少々きつかった。そんな事があって「そうだウエストを広げよう!」と朝から作業開始である。お裁縫は6月の頃に子供用の衣服を大量に憑かれたように作ったのだが結果として子供たちには不人気で更なる結果として疲れたのであった。まあ、草臥れ儲けであったわい。

 水着の再生の要は継ぎ足す布地にあるのだが布感が作業ズボンと似ていたので廃用にしたズボン生地を使って4cmほど広げてみたけれどまだ小さ目だった。せっかく完成させた再生品をもう一度切り離し新たな布地でやり直した。これで6cm広げた結果になったのだが夕食後の夜鍋も含めて完成したのだった。敢て補修再生せずとも使えるパンツは水着ではなくともあるのだし、衣料品店で下見をしたところ千円程度で購入できるのも知っていたがデザインが気に食わない。

 作業ズボンからの生地 ➡  完成 ➡  再度の再生

 古風な再生パンツであっても小生のビジュアルには適うのであったからわざわざ1日を使って再生したのである。時間の節約や千円ではお手頃価格であってもこの連続猛暑日の中、どうにかしてウダウダグダグダせずに日々を送るかと言うのは銭金時間に勝る優先事項である。出来上がり品はなかなかの出来栄え、と言っても近くで見れば縫い目の乱雑さが目立つ速攻の仕上げぶりなのだが自らが身に着けて恥じるパンツでも無いのであって店頭に並ぶデザインよりこっちがいいのだ!。お陰様で最高気温37℃直近にまで迫った猛暑日を難なく乗り切れたのである。いやいや籠り切れたのだが、とは言え明日も続くのだし「明日は明日の熱風が吹くケセラセラ」で行くしかないわい。とりあえず夕方5時からワンコインで利用できるからデビューするのだ、そうするのだ。