トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ハンショウヅル、花消えた・・・

2024-05-21 | 小人閑居して憮然

 擁壁に垂れ下がり花をつけていたハンショウヅルの花も蕾もことごとく無くなっていた。有り体に言えば例年のお約束みたいな行為の結果ではあるものの今回は種子の元さえ盗られる徹底ぶりだった。また会婦人部が早春に定植した果樹苗も日を置かずして持ち去られているので言わば盗人昼行のフイールドでもあるのだ。

 タケノコのシーズンは終了したが頃合いともなれば早朝から車数台が駐車場に並ぶ。端的には窃盗行為であるけれどタケノコとそこにしかない植生とでは価値が大きく異なるだろう。「嘘つきは泥棒の始まり」とは、小生が子供の頃に常日頃耳にしていた諺だけれど、ネット上には嘘を承知で大量に送信をしている輩と許している管理者がいる。この頃、有名人のサギメールがニュースになっているが、一方、大手の企業を騙って大量に詐欺メールを送り付けを許している企業もその類いに違いない。フイルターを付けるのは簡単なはずなのに要は儲かれば良いのだろうて。商売繁盛、蔓は離すなが先生様に観倣っている社会、テヘ!。

     


今日のトンボ「漸く真っ赤っか…」

2024-05-21 | 小父のお隣さん

 羽化してまだ色ののらない個体を見たのが4月19日だったのだが、それ以来個体の確認は出来ずようやくショウジョウトンボらしい真っ赤な個体に出会ったのだ。まあ、出会ったところで特段の事も無し、赤い糸で結ばれている訳でも無し、「トンボの季節到来」の道筋でしかない。とは言え赤いトンボは大型のトンボに同じく気をひかされる魅力がある。これも歳とって二度童に還った事とも関係しているのだろう。しかし少年時代のようにトンボとりやトンボ釣りに興じることは無く眺めて終わりだ。

 郷里の水田地帯は田植えの真っ最中なのだろうが昔々、父母の法事で訪れた折りに圃場整備で既に消えてしまった「小鮒釣りしあの川」あたりを歩いたのだが水域に生物の姿は無く空にツバメも飛んでいない古里だった。少年時代、玄関土間上で育雛していたツバメの餌の大半はトンボだったのにお米の増産は成っても「沈黙の春」そのままの姿になっており、大方どこでもそうなっているのだろうなあ。コロナ前から帰省して無いから何年になるのかヒイ、フウ、ミイ、いっぱい、いっぱい・・・。