トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の薄幸食「搾汁残渣のパンケーキ風⁉」

2024-05-22 | 何よりの楽しみ

 「いやーん、意外に美味しいでないの…」が偽らざる第一印象だ。雨降りお憑きさんだと小生「閑居して不善を成す」タイプなので既に低年金高年齢の浮世の身ともなれば性の区別など言動からも判らなくなるのは致し方なし。さて、いわゆる大果実の晩柑類をあちこちから頂いたのだが温州ミカンとは異なり消費は遅い。既に賞味期限切れのサインでもある外皮の軟化が始った果実もあるので優先して食べているのだが、逆に貯蔵熟成を行ったとも言え酸味が減り甘味が増して美味しいのである。今回、中核の食材には発酵品はチーズだけなのでまあ、番外品とも言えようが、まっこと薄幸な孤爺のエッ!品でもある。とは言え薄幸な孤爺とは言え豪華一点は所有しており、それは我が人生に若きみぎりより燦然と頭頂で発光し続けている・・・。

 さてさて消費を早めるために搾汁して飲んでみたらこれがまたフレッシュ生ジュースで美味しいのだがしっかり搾汁しても1カップに満たないし食べる時より残渣物が多く出る。前夜は夜鍋をして未明には目覚めてしまい「雨だから…」と甚平を作っていたので朝食時間になっても手休めしたくない。とは言え「武士は喰わねど妻用事」に甘んじている事はフレイル予防上出来ないのでまずはビタミン補給に搾汁して…となったのだが残った残渣物でビビビッとレシピ降臨してしびれてしまったのである。

 ここだけの話、しびれには坐骨神経痛も混じっているんだろうなぁ。でもさあ、そうなると「待てない性格」の孤爺としては厄介な渦中に入ってしまうのだった。「きっと美味しいに違いない!」とバターを塗ったフライパンで両面を加熱しチーズを載せて再び加熱である。頃合いを見て小皿に取り蜂蜜が無かったのでオリゴ糖を滴下してご賞味となった。もうイヤーン、癖になっちゃうスイーツ!

 搾汁滓ではないれきっとした残差物 ➡  チーズを載せ焼く

 とは言え、こんなレシピは世界にたった独りの物、余人では手出しはしないだろうが生まれも育ちも由緒正しい南魚沼の水飲み百姓のおじ権坊であればこその口福なのであった。チーズがベビーチーズしか無くて摺り下ろして載せたのだが「溶けるチーズ」で両面を挟めば更に口福度急上昇間違いなし!、と読んでスーパーでチーズ棚を見たものの、たとえ試作用でもあの値段では手が伸びなかった。ベビーチーズで我慢するわね。そんな事とて雨の朝の手慰み、と言えども姥捨て山でもSDGs の一端に参与したのである愛である・・・。

 スイーツ感満載