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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「クロスジギンヤンマの産卵」

2022-06-08 | 小父のお隣さん
 林接池のオーバーフロー用の塩ビ管を一回り大きい物と交換しに行ったのだが池の対岸のセリに産卵しているヤンマがいた。タカネトンボかと思ったけれど出現期にはちと早い。近寄って逃げられるのも産卵の邪魔をするのも嫌だからデジカメの望遠側で撮影してみた。カメラのモニター画面では写っているのかどうか判然としなかったもののPCで再生するとまあ、それなりに判別できる画質であったからクロスジギンヤンマだと思えたのだった。



 この林接池、タカネトンボ御用達で造成し昨季はS先生やSさん、小生の足元で産卵を続けてくれた個体もいたのだった。そんな事からこの池からタカネトンボ数百匹、なんて夢物語を信じ今期に至った訳であるけれど、夢は夢で結構毛だらけ猫灰だらけ・・・。
 オーバーフロー部の塩ビ管径を大きくしたのは排水を支障なく安定させたいためで、現在の径は導水管と同径だから差し引き無理はないものの落ち葉が溜まり直ぐ詰まって越流を起し易く水見回りの度に取り除くのも面倒になったし、降雨出水時には自宅なので詰まっても取り除きようもない。少しだけの安心材料だ。

              ➡   長さはギリギリだが収まった

何でだろう、何でだろう、浅場の群泳、捕食者見ない!

2022-06-08 | 小父のお隣さん
 世代を残せる単位として20匹程度は群泳させねばと隙間時間をみて、あるいはフイールドをさぼってチョコチョコ釣っていたタナゴが22匹になった。体長30mm程度でも産卵管を出しているのに庭の池で数年来飼育している群れは婚姻色は示しても産卵管が出てこないのだ。既に繁殖年齢を過ぎた個体かもしれないし、そうなると池内の「自然繁殖」の目論見が崩壊する。

 釣り上げた魚群と混合させた事で病気の発生リスクを考慮すると一緒には出来ず産卵期に大きく環境変化も与えられず今期の池は今まで通りで維持する事にした。
 タナゴは狭い水路の浅場で群れていてもサギなどの捕食者に完食されずにいるのが不思議だったのだが、たまたまタナゴ釣りのネット情報を見ていたら「タナゴは苦味があるから一般的には食用にしません。放流です」とあるではないか。小生の子ども時代、ガサガサで捕獲したいわゆる雑魚は夕食の味噌汁に入ったし「タナゴは苦い」という認識は無かった。まあ、数種の中の数匹を一緒くたに食べていたのでは判るはずも無く、また蛋白質に飢えていた当時の田舎の食事では不平不満どころではない「ご馳走」だったのだ。
 ましてや春の山菜、フキノトウやミツバアケビの新芽、あるいは食用菊などは苦み走った良い漢の味として好まれてもいたので「美味しい」以外の何物でもなかったはずだ。

 てなもんや三度笠で酒池肉林まとめて食べれる環境下では苦味のオンパレード、あえてサギなどの捕食者は好物にしないのだろうと自己啓発・自己判断で結論に達した。