トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カエルの色が違って見えるクワックワックワ!

2021-04-10 | 小父のお隣さん
 放流路で漏水孔潰しの作業中にシュレーゲルアオガエルが姿を見せた。初めはニホンアマガエルかと思ったけれど目の縁に隈取がないのでシュレーゲルアオガエルで間違いないだろう。
 時折見かけるシュレーゲルアオガエルには暗色で、とてもアオガエルとは思えない体色を呈している個体もいる。色素細胞でどの程度の対応能力があるかどうか知るところではないもののたまに見かけると小生の方が青くなる。
        

 ツチガエルやヌマガエルも姿を見せ始めた。先日はタゴガエルを見かける機会があって、タゴガエルにしてもシュレーゲルアオガエルにしても鳴き声は至近で聴いていても姿を認められる時は少ない。
 先日は三角小池の水面が揺らいでいたから見に行ったらタゴガエルの仕業だった。すぐ水面下に潜ったのだが水底の姿は認められた。最初、ニホンアカガエルかと思ったけれど背中の両側線がまっすぐでは無いので間違いなくタゴガエルだろう。タゴガエルも暗色を呈する個体があるのだが多少は色を変化させられるのかどうかまでは分からない。
                

まずは土嚢より始めよ!

2021-04-10 | 小人閑居して憮然
 なんとも癪の種の漏水なのだ。放流路の下手で蛇口を全開にしたほどの漏水量が漏れ出てくる穴があるのだが流入部が分からない。それでも泥水池5のオーバーフロー部に隠れた漏水孔があったのは応急処置してあるものの地下空洞は打つ手なしのままなのだ。それでも傾斜流路の段差工を施した何カ所から流入部が見つかり流入部だけ潰したのはつい最近の事だった。

 しかしオーバーフロー部の漏水孔を潰してもトンネル経路を潰したわけでは無いので地下トンネルは活きている。今回、思い切って流路脇の漏水孔部分を掘り下げてみたら当初に設えた丸太の護岸木が現れた。この埋没した丸太に沿って流路が続いている。丸太も土嚢もそうだけれど性質の異なる馴染まない境界面で地下水路が出来るのは経験則的常識で、丸太を外し土嚢と置き換える事にしたのだ。
 土嚢面は丸太面より土との親和性があると言っても経年的にも馴染む事のない関係がある。かといって埋土に適するような採土場所も無く半分は浚渫土を使わざるを得ないのだ。

 まずは、何おさておき土嚢を11袋用意する。これだけあれば間に合うかと考えたのだが結果的にはもう6袋ほど必要だったから翌日も作業継続となってしまった。

          法面の地下水路を潰し土嚢を積んだ   ➡    土嚢と堤の間を浚渫土で埋める