トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

まずは土嚢より始めよ!

2021-04-10 | 小人閑居して憮然
 なんとも癪の種の漏水なのだ。放流路の下手で蛇口を全開にしたほどの漏水量が漏れ出てくる穴があるのだが流入部が分からない。それでも泥水池5のオーバーフロー部に隠れた漏水孔があったのは応急処置してあるものの地下空洞は打つ手なしのままなのだ。それでも傾斜流路の段差工を施した何カ所から流入部が見つかり流入部だけ潰したのはつい最近の事だった。

 しかしオーバーフロー部の漏水孔を潰してもトンネル経路を潰したわけでは無いので地下トンネルは活きている。今回、思い切って流路脇の漏水孔部分を掘り下げてみたら当初に設えた丸太の護岸木が現れた。この埋没した丸太に沿って流路が続いている。丸太も土嚢もそうだけれど性質の異なる馴染まない境界面で地下水路が出来るのは経験則的常識で、丸太を外し土嚢と置き換える事にしたのだ。
 土嚢面は丸太面より土との親和性があると言っても経年的にも馴染む事のない関係がある。かといって埋土に適するような採土場所も無く半分は浚渫土を使わざるを得ないのだ。

 まずは、何おさておき土嚢を11袋用意する。これだけあれば間に合うかと考えたのだが結果的にはもう6袋ほど必要だったから翌日も作業継続となってしまった。

          法面の地下水路を潰し土嚢を積んだ   ➡    土嚢と堤の間を浚渫土で埋める

この記事についてブログを書く
« 無用の用・・・ | トップ | カエルの色が違って見えるク... »
最新の画像もっと見る

小人閑居して憮然」カテゴリの最新記事