トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

シオカラトンボ♀初見

2021-04-08 | 小父のお隣さん
 水見回りで泥水池巡回中に泥水池2の水際から飛び立ったトンボ、コバノガマズミに止まったのだがシオカラトンボのメスだった。小生的にはムギワラトンボがしっくりする。
 初見体だし映像1枚でもと携行したデジカメを構えたのだが「レンズエラー」の表示が出るだけでモニターに画像も出ない。offにしても収納されず、収納されたかと思えば中途半端に繰り出て止まる。そうこうしている間に消えてしまったのだ。こんなことが無いように自宅を出る前にon/offを繰り返し動作確認をしたときは全く正常だったのに「マーフイの法則」通り、まあ、フイになったのだった。ホント、肝心な時に動かない永田町そっくりさんになってしもた。

 この後、Y川へ貝の幼生を寄生させるためにヨシノボリ1匹を捕獲に行ったのだがG沢との合流点で飛翔体を見たけれど判別不可能だった。こんなカメラの手太楽ではストレスが増すだけなのでバカチョンカメラは修理に出さねばならないだろう。

食草園に高畝を用意した

2021-04-08 | 蝶の食草園
 先だって食草園のヤマビワやオガタマノキなどに客土したのだが、ついでに高畝を用意するため一輪車7杯の山土を運んだ。崩壊斜面からの採土で片道1200mほどの距離を7往復した事になる。積載重量はあるものの下り勾配だから辛抱辛抱と回数を重ねれば終わる。
 食草園自体は田圃跡の谷地の一部で水はけが悪く乾燥気味を好む植物には嫌われる。先日、根元周りに施した客土も高植えには修正できないもののやらないよりはましの客土なのだった。
 この山土、サラサラしているから種蒔き用土に適しているかもと育苗バットに入れ播種してみた。ところが水はけが大変悪く、先日の春の嵐の時はプール状態になってしまった。粘土のように結合力は無いが細かい砂状であるが故の水はけの悪さなのだろう。

 今回の高畝に植えたい食草は明日葉、フェンネル、ヘンルーダの三種類で。フェンネルは数年前に定植したのだが高畝で無かった事と、当時は南側のクワやコナラが影を落としていて不機嫌のまま消えてしまった。明日葉はS先生が発芽させた幼苗をポット育成してから定植してみたのだが、ほどなくして威之志士様の跋扈蹂躙で影も形も無くなった。と思っていたら今期二株だけだが萌えだして、これなら生育してくれそうだからと自宅で鉢養成していた二株をも定植することにした。ついでにヘンルーダの一鉢も高畝に降ろしてみる事にしたのだ。

 これで高畝一列にアゲハチョウの、主にキアゲハになるのだが食草が並ぶ。どの食草を好むかの比較も楽しめる、という目論見事なのだ。その上、ヘンルーダはキアゲハだけでなく他種のアゲハも食草にすると言う事実があるとかで、それも楽しみたいのだった。ヘンルーダはもう一株は崖の肩に植え付けているが、やはり見守りが行き届かない感じもするので移植しようか迷うところでもあるが、多少は環境を替えた場所で生育させた方が観察と期待の楽しみは多くなるだろう。



 アゲハ用の食草を植えてから根が腐食して倒れつつあるクルミに支柱を添えた。クルミだけなら除伐対象なのだが、生育ぶりが一番のキジョランが伝っているから他のキジョランが生育するまで、また食草園産の種子採取できるまでは頑張ってもらわなくてはならない。

ジャコウアゲハ産卵に来た!

2021-04-08 | 小父のお隣さん
 庭でジャコウアゲハが飛翔していた。我が家で羽化した個体かどうか不明だけれど産卵に来たのは間違いない。食草のウマノスズクサはすでに1mにも達してあちこちで伸びているが葉の大きさはせいぜい親指の爪程度で、まあ、羽化する頃には食えるだけ、蛹になれるだけの量は出来るだろう。

 しかし、いつもの問題、解決できない問題がひとつあって「食草量以上の幼虫を集めてしまう事」なのだ。小生の責任かと問われれば誘致している環境からはそうだろうけれど、かってに生んでいる親にも責任がある、なんて繰り言も出てしまうシーズンに入った。